Microsoft、究極のモバイル端末『Surface Phone』年内発表へ
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Microsoft Surface Phone
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2015年から噂が浮かんでは消えていた幽霊船のようなスマートフォン『Surface Phone』について、Microsoftのサティア・ナデラCEOが5月2日に新たな発言をしたとして話題となっています。
『Surface Phone』年内発表へ
Forbesは5月8日、ナデラCEOが過去に「2017年中に究極のモバイルデバイスを世に送り出す」と語った内容を裏付ける発言をMARKETPLACEのポッドキャストで行ったとしています。
内容は「マーケットの主流となっているデバイスとは別のアプローチ」であることや「究極のモバイルデバイス」、そして「特定の機能を求めるユーザーを対象に」ということでした。
同メディアは、それらの内容に加えMicrosoftが進むクラウド化からOfficeアプリをインストールしたAndroid端末で名前を”Surface Phone”とするのではないかと予想しています。それと関連があるのかはわかりませんが、先日は中国メーカーXiaomiのAndroidスマートフォンがMicrosoft Storeで販売されていました。(参考:Xiaomi Mi 6 Microsoft Edition登場か、Microsoft StoreにMi 5s Plus追加)
しかし、現在の「Surface」シリーズは2in1タブレット、ノートパソコン、オールインワンPCの全てでOSにWindowsを採用しています。「別のアプローチを行い特定の機能を求めるユーザーを対象にした究極のモバイルデバイス」がOfficeプリインストールのAndroidスマートフォンで、何年も噂になるほどの製品とは思えません。
同社は先日、Windows 10 Sを発表しましたが、Adobeと協力してデモまで行ったSnapdragon 835で動作するARMベースWindowsについては明らかにしていません。「特定の機能を求めるユーザー」とは「Continuum」のように外部モニター接続で生産性あるWindowsが使えるという機能であれば確かに別のアプローチであり、作業環境を持ち運べる究極のモバイルデバイス(モバイルPC)と言えそうです。
Qualcomm CEOは2017年4月、ARMベースWindows 10を搭載するデバイスについて、2017年第4四半期に発売予定であることを明らかにしています。(参考:ARM版Windows 10搭載PCは2017年内に発売予定、常時接続セルラーPCへ)
Microsoftは上海で5月23日にイベントを開催する予定ですが海外メディアでは『Surface Phone』が発表される可能性は低いだろうと伝えられています。
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Source:Forbes