ASUS ROG Phone(ZS600KL)発表、初ゲーミングスマートフォンのスペック・対応周波数
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台湾ASUSは現地時間6月4日、台北で行われるComputex2018に先駆けてメディア向けイベントを開催、最新スマートフォンとしてROGブランドのゲーミングスマートフォン『ASUS ROG Phone(ZS600KL)』を発表しました。
Snapdragon 845のクロックアップ版にストレージ最大512GBをサポートするなどモンスター級に仕上がっています。
ASUS ROG Phone(ZS600KL)のスペック・対応周波数
ASUS のゲーミングブランドROGを冠した初のスマートフォン『ASUS ROG Phone(ZS600KL)』はQualcomm の最新フラッグシップSnapdragon 845をクロックアップした2.96GHzで搭載するほか、ストレージ容量は最大512 GB をサポートしています。
ディスプレイ
ASUS ROG Phone(ZS600KL)の画面サイズは6インチ、アスペクト比は18対9により解像度が2160x1080のFHD+となっています。
ゲーミングスマホということでリフレッシュレートは90Hzと高い描写能力を備えたAMOLEDディスプレイを搭載、ゴリラガラスで保護されています。
ゲーミング仕様の筐体
HTCの独自機能である端末を握ることで操作できる機能「Edge Sense」をゲーム用コントローラーとして応用した超音波エアトリガー機能で、上図のように親指だけではなく人差し指を使った4本でゲームプレイできるようになっています。
処理性能(CPU/RAM/ストレージ)
通常2.56GHzのSnapdragon 845を2.96GHzにまでクロックアップ、最新フラッグシップSoCをフル稼働させるようです。
RAMは最大8GB、さらにストレージは128GB または512GBとなっています。
特典としてGoogleドライブ100GBの1年分が進呈されます。
着脱可能なAeroActive Cooler
かなり熱くなりそうな筐体ですが、専用のGameCoolシステムを搭載、さらに外付けとなる着脱可能なAeroActive Coolerも用意されています。
このAeroActive Coolerは放熱だけではなくゲーマー向けアクセサリーでもあり、ランドスケープモードでUSB Type-Cによる充電と3.5mmイヤホンジャックが使えるようになっています。
カメラ性能
ASUS ROG Phone(ZS600KL)はカメラ性能でも妥協していません。
背面のメインカメラにはSonyフラッグシップとなるIMX363センサーの1200万画素、サブカメラとして広角120度のカメラ(画素数は未記載)が搭載しています。
前面には800万画素シングルカメラ(F2.0)を搭載しています。
インターフェイス/バッテリー容量
ASUS ROG Phone(ZS600KL)のバッテリー容量は4000mAhでWi-Fi接続時のゲームプレイは最大7時間、動画再生は11.5時間、音楽のストリーム再生は最大40時間としています。
インターフェイスにはUSB Type-Cを採用、Qualcommの急速充電QuickCharge 4.0とPD3.0をサポートしており、バッテリー残量0%から35分で60%まで充電できるとしています。
その他、NXP 9874スマートアンプ搭載のデュアルフロントスピーカー、ノイズ軽減技術を搭載したトリプルマイク、FMラジオを備えています。
通信・対応周波数
Wi-Fiは何と802.11adまでサポート、Bluetooth 5.0とNFCに対応しています。対応周波数はAとBのバージョンに分かれていました。
Aバージョン
FDD-LTE (Bands 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 28, 29, 32)
TD-LTE (Bands 34, 38, 39, 40, 41,46)
WCDMA (Bands 1, 2, 3, 4, 5, 6, 8, 19)
EDGE/GPRS/GSM (850, 900, 1800, 1900MHz)
Bバージョン
FDD-LTE (Bands 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 28, 29, 32)
TD-LTE (Bands 34, 38, 39, 40, 41,46)
WCDMA (Bands 1, 2, 3, 4, 5, 6, 8, 19)
TD-SCDMA (Bands 34,39)
CDMA (Band BC0)
EDGE/GPRS/GSM (850, 900, 1800, 1900MHz)
※SIMスロットはNanoSIMx2基のデュアルSIMで、いずれも2G/3G/4Gをサポートしています。
ゲーム集中モード「X mode」
「X mode」を実行するとバッググラウンドのRAMが解放され、冷却システム「AeroActive Cooler」が最大となり、さらに割り込みを無効化するといったことが可能で、ゲームに専念できるようになります。
デュアルスクリーンに変身「TWINVIEW DOCK」
「TWINVIEW DOCK」をドッキングさせると6インチAMOLED(2160 x 1080)の補助スクリーンが追加されデュアルスクリーン化されます。
さらにトリガーボタンが2つ追加されクワッドスピーカー化、冷却システムを強化、バッテリーは6000mAhになるとしています。
ゲーミング液晶モニターを活用「Mobile Desktop Dock」
Mobile Desktop Dockは豊富なインターフェイスを備えており、外部4K UHDモニター、マウス、キーボードに接続し、有線ギガビットLANに接続し、S / PDIF出力を使用して5.1チャンネルサラウンドサウンドシステムを利用できます。
専用コントローラー「GAMEVICE CONTROLLER&WiGig DOCK」
「GAMEVICE CONTROLLER&WiGig DOCK」はWi-Fi 802.11adを活用してワイヤレスディスプレイ接続を可能にするほか、物理的なコントローラーとしてA、B、X、Y、L3、R3ボタン、デュアルアナログジョイスティック、左右のファイアトリガーとバンパー、Dパッドを搭載した没入型大画面ゲーム用ドックとなっています。
スペック、主な仕様
タブクル調べ tabkul.com |
ASUS ROG Phone(ZS600KL) |
OS | Android™Oreo 8.1 and ROG Gaming X mode UI |
CPU | Snapdragon 845 @ 2.96GHzオクタコア – Adreno 630(710MHz) |
RAM | 最大8GB LPDDR4X |
ストレージ | UFS2.1 128GB / 512GB |
液晶 | 6インチAMOLED / 18:9 |
解像度 | 2160x1080/81.3% |
前面カメラ | 8MP F2.0 |
背面カメラ | Sony IMX363/12MP+120度ワイドカメラ |
Wi-Fi | 802.11adまでサポート |
近距離無線 | Bluetooth 5 / NFC |
インターフェイス | USB Type-C/指紋 |
サイズ | 158.83 x 76.16 x 8.65mm |
重さ | 200g |
バッテリー/消費電力 | 4000mAh、QC4.0/ PD3.0サポート |
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動画
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発売日・価格・カラーバリエーション
ASUS ROG Phone(ZS600KL)のカラーバリエーションはブラックの1色展開となっています。
発売日や価格といった情報は明らかにされていませんが、対応周波数を見る限りドコモLTEプラチナバンドに対応しているため、日本市場への投入も期待できそうです。
もっともハイスペックでゲームを楽しむ人が多い国は、そう多くないので日本で発売されなかったら・・・。
更新中。。。更新完了
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Source:ASUS ROG Phone