総務省、中古スマホの『SIMロック解除』義務付け―2019年7月より
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日本経済新聞は8月15日、総務省がNTTドコモな通信大手3社に対して中古品の「SIMロック解除」を2019年7月から義務付けると報じました。
中古スマホにも『SIMロック解除』義務付け
中古のスマートフォンに対する『SIMロック解除』については、新品より流通が少ない中古スマートフォンを活性化させることで消費者が格安スマホまたは格安SIMへ移行しやすくし、通信会社間の競争を促したい狙いがあると報じられています。
同紙によると国内の携帯回線は9割が大手3社と契約しているそうで、通信費が大きな負担になっているとのこと。その障害となるSIMロックは通信会社が他社サービスを利用できなくするための仕組みで囲い込みの手段として使われてきたと伝えています。
最近の取り組みにより新品に関しては一定期間後にロック解除が行えるようになっていましたが、中古品については盗難品の不正利用などを理由にして対応されていなかったとしています。
この件について、公正取引委員会は6月の報告書で「中古端末の流通を制限している」と指摘していました。
Source:日本経済新聞