(更新)世界初の折り畳みディスプレイ搭載スマホ『FlexPai』発表、スペック・価格・発売日
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中国Royoleは11月1日、世界初となる折り畳みディスプレイを搭載した7.8インチのスマートフォン『FlexPai』を発表しました。11月にはSamsungが発表すると噂されていました。
(更新2018/11/05:発表時の価格情報がありましたので追記します。)
7.8インチ『FlexPai』のスペック・価格
Samsungが「出すぞ、出すぞ!」と煽っているうちにフレキブルディスプレイを手掛けるRoyoleがサラッと世界初の折り畳みディスプレイ搭載スマートフォンを発表しました。
ディスプレイのサイズは7.8インチで折り畳んことが可能なAMOLED、解像度は1920x1440でアスペクト比は4:3となっています。(308ppi)
YOGAスタイルもできる模様。
CPUにはQualcommの次世代Snapdragon 8シリーズを搭載、これについては実績あるリーカーIce universe氏がTwitterで何故かレビューのようなことをしており、その中でQualcomm未発表「Snapdragon 8150」を搭載していることを伝えています。
This is the "world’s first foldable screen phone" released by Rouyu Technology, which will use the Snapdragon 8150 processor, but its design is very rough, just to seize the "first", this is a futures product. pic.twitter.com/M0v9o2z0Bw
— Ice universe (@UniverseIce) 2018年10月31日
このSoCはパソコンにも搭載されるようになったSnapdragonシリーズの型番をわかりやすくするため4桁に変更し、2019年リリース予定と伝えられています。
スペック、主な仕様
基本スペックを見ていくとRAM8GB、ストレージ256GB+外部メモリmicroSDカード最大256GB対応という構成でした。
カメラは1600万画素+2000万画素のデュアルカメラで2画面スマートフォンと同じ理論で「ディスプレイ見ながら自撮りできるから片面でいいよね」というスタイルで片面カメラを採用したと思われます。
対応バンドは次のようになっています。
GSM/GPRS/EDGE B2/B3/B5/B8
UMTS B1/B2/B5/B8
CDMA BC0 BC0
TD-SCDMA B34/B39
LTE FDD B1/B3/B4/B7/B8/B12
LTE TDD B34/B38/B39/B40/B41
Bluetooth 5.1、NanoSIMx2基という仕様。
展開時の本体サイズは134x190.35x7.6mmとタブレットの大きさで重量も320gということで折り畳めてコンパクトになりますが、折りたたんだときの形状を見ると厚みは恐らく最大で20mm程度になるのでポケットにギリギリ入る感じでしょうか。
厚みは均等で、ヒンジ部分はLenovo YogaシリーズやSurface Bookに似た印象ですね。バッテリー容量は3800mAh、付属のUSB-Cケーブルで充電します。
価格・発売日
ROYOLE直販サイトにおける『FlexPai』の価格は128GBモデルが1318ドル(14.9万円)、256GBモデルが1469ドル(16.6万円)となっています。
(更新2018/11/05ここから)
発表イベントの価格が判明したので追記します。
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6G+128G版:8999元(約14.7万円)
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8G+256G版:9998元(約16.3万円)
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8G+512G版:12999元(約21.2万円)
(更新2018/11/05ここまで)
発売日は2018年12月後半を予定、カラーバリエーションはブラックの1色展開のようです。
また、開発者向けモデルも用意されており、そちらは128GB=1588ドル/256GB=1759ドルという設定で発売日について明記されていません。
Source:ROYOLE – FlexPai / ITHOME