KDDI、ドコモ対応で来春に値下げ/数百億円規模の還元
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KDDI高橋誠社長は12月25日、NTTドコモが来春に検討している携帯電話の料金値下げについて、他社への対抗は絶対に行うとして追随値下げをする考えを明らかにしました。
KDDI、ドコモ対応で来春に値下げ
産経新聞のインタビューに応じたKDDI高橋社長はドコモが端末代金と通信料金を切り離した「分離プラン」導入で値下げを行い約4千億円を還元する話について、既にKDDIは「分離プラン」を導入済みで3800億円程度の還元を実施しているとしながらも他社対応の追随値下げを行うと回答、「それが民間企業の考え方」として「数百億円程度」と見通しを述べました。
ドコモは10月末に2019年4~6月に2~4割の料金値下げを目指しており、その負担は年間4千億円となることから平成32年3期は減益を見込んでいます。
それについてKDDIは会社が成長して初めて値下げできるとして、利益を上げないというのはちょっと違うと思うという考えを強調、携帯電話をはじめとした通信事業以外の分野でも増益を確保する考えを示しました。
KDDIが3800億円、ドコモが4000億円、追随還元が数百億円で利益も確保する考えなのでKDDIが4100億円となる300億円前後の追加還元でしょうか。
ソフトバンクは2018年9月に導入済みとしてKDDIと同じく静観する意向を示していましたが、やはり他社対抗を行いそうですね。Y!mobileは2019年に導入予定であることも発表しています。
ソフトバンクの動向に注目です。
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Source:産経新聞