Windows 10からスマホ操作「Phone Screen」発表、カバンに入れたままで
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Microsoftは米国時間3月12日、Windows 10 insider Previewの最新ビルド18356を公開、新たな機能としてAndroidスマートフォンを取り出すことなく表示や操作できる「Phone Screen」を発表しました。
Windows 10からスマホ操作「Phone Screen」発表
Windows 10のインサイダー向け最新ビルドで提供が開始された「Phone Screen」はスマートフォンを取り出すことなく、PC上でAndroidスマートフォンのスクリーンを表示したり、操作できる機能ということです。
スマートフォンにインストールしているSNSアプリやスケジュール管理、空港や電車のアプリなどを気軽にPC上で表示したり、返信したりできるようになる模様。
Androidしか提供されていない銀行アプリなどをパソコンで閲覧できたり便利そうですね。
同機能はYour Phoneアプリに追加されるようでロールアウトまで数日かかることがあるそう。また、動作させるためには次の条件が必要ということです。
- Bluetooth LEサポートしたAndroid 7.0以降のスマートフォン(現状ではSamsung Galaxy S8 / S8 + / S9 / S9 +をサポート)
- Windows 10 の最新ビルド19H1をインストール済み
Bluetoothを利用することからパソコンとスマートフォンが利用可能な範囲になければ利用できません。かつ同じネットワーク(Wi-Fi)に接続されている必要があるとのこと。
まだベータ版ということで、タッチ入力が機能していなかったり、音声がスマートフォンから再生されてしまったり、一部アプリがマウス操作に対応していないなど既知の問題も多く存在するようです。
Microsoftが自社のモバイルOSを諦めてAndroid OSを管理する立場にまわるのはスマートな選択に思えます。Chrome OSを追いかけるような素振りもありますが、Chrome OSも一緒に管理できるよう今後に注目です。
Source:Windows Blog