512GBのmicroSDカード未対応、Fire HD 10 タブレットやXperia XZ/カメラで認識するか
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初期チェックを終えて読み書き速度と不良ブロックもなかった格安512GBのmicroSDカード、今回は最大容量256GBまでといった上限が仕様表に記載されているスマートフォンやタブレットで認識するのか、カメラ「Canon EOS KISS X9」で使えるのか、MacBook Pro 2018で何GBと認識されるのかを試した。
512GBのmicroSDカードを未対応デバイスで認識テスト
はじめはMacBook Pro 2018に接続したUSBハブ(下図)で試すと容量494.86GBのSDカードとして認識された。Windowsでは460GBだったのでより多くのデータを保存できるようだ。
MacBook Pro拡張7in1ハブ『dodocool DC53』製品レビューより
Windowsで保存した音声ファイルと動画ファイルも問題なく再生できた。
実は商品が到着してからフォーマットをしていないため、初期状態のままWindowsとmacOSで動作したことになる。
MacBook Pro 2018でも問題なく認識された。
スマートフォンで試す
次に仕様表で256GBのmicroSDカードが上限と記載されていたAndroidスマートフォン「Xperia XZ」で試した。
ダメもとで差し込んでみると461GBとして認識、こちらも音声・動画ともに再生できた。
Fire HD 10 タブレットで試す
続いてアマゾンの格安タブレット端末『Fire HD 10 タブレット』で試した。このFireシリーズはmicroSDカードの最大容量を製品比較表に掲載して差別化要素にしている。
このデバイスに許されているのは最大400GBまで、果たして認識するのか。
こちらも仕様表の上限400GBを超えて461GBと認識された。同じく音声・動画ともに再生可能。今のところ一度もフォーマットせずに4つのデバイス・OSを渡り歩いている。
カメラで認識、撮影できるか
最後に手持ちのCanon EOS KISS X9に入れて認識できるか試した。
Windowで保存したデータだけでなく、macOSやAndroidで認識させたときに生成されたファイルが含まれている状態だが、フォーマットを要求されることもなく撮影することができた。
上図のフォーマット画面では容量460GBのSDカードとして認識されていることを確認。
その後、WindowsにSDカードを入れたところ、撮影したデータを表示、コピーすることができた。
感想、まとめ
WindowsとmacOSだけでなく、Android / Fire OS、さらにはカメラでもフォーマットし直すことなく認識、使用することができた。Android系は461GBでWindows/カメラと変わらない容量だった。
使用頻度の高いデバイスで動作することが分かり安心するのと同時に、SDカードの高い互換性に感心した。これがSSDであれば高速であってもモバイル端末へ接続するには変換アダプタや電力不足の対策など手間がかかる。EOS Kiss X9に至っては接続手段がない。
カメラとパソコン、スマートフォンを1枚のSDカードが渡り歩く様は頼もしく感じた。そして、512GBx2枚あればデータ保管は十分だと言えるようファイルの断捨離と整理整頓を徹底しようと改めて決意する。
次回は、ドラレコ用といった少量タイプなどを含め、今後さらに増えるであろうSDカードの保管ケースを探した内容を記録する予定だ。
続き⇒格安256GBのmicroSDカードを注文、用途・アクションカメラのドラレコ化へ計画
前回⇒格安512GBのmicroSDカード購入レビュー、読み書き速度や健康チェックほか
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