理想のキーボード探しに無料ソフト「タイプ数カウンター」を導入した話
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Fireタブレットをファイルサーバー化したり、iPad mini 5で紙のノートが不要になったりと理想のタブレットを探してきたが、最も使っているであろうキーボード探しが疎かになっていた。
キーボードと言っても多種多様、そこでキーロガー的なソフトを自ら仕込み理想のキーボードを探す目安にしたい。
無料ソフト「タイプ数カウンター」を導入した話
以前よりPFUのHappy Hacking Keyboardキーボード(Amazon販売ページへ)が欲しかった。しかし、日本語配列と英語配列で悩んで結局は購入に踏み切れずロジクールのキーボードを2個も買うという謎の行動をとってきた。
HHKBのBluetoothモデル(Amazon販売ページへ)
コンパクトで入力しやすい、中毒性があるというHHKBへの憧れが捨てきれない。
そこで以前「PCのデータ転送量を監視/測定/通知できる『NetWorx』を試す」という記事でパソコンの通信量を知るためにソフトウェアを導入、それによってWiMAXなのか光回線が必要なのか判断する基準としたことを思い出した。
それと同じようにキーロガーによって、自分が日ごろ記事を書いているときに入力しているキーと回数を知ることで十字キーや日本語変換キーの有無、メニューキーは使っているのか、そういったことがわかる。
そうすると英語配列、日本語配列という大枠が決まり、使用頻度が高いキーが入力しやすい位置にあるキーボードを選ぶことができる。
これで身体への負担も減りそうだ。なにより作業効率が良くなればディスプレイを眺める時間が減り眼精疲労・頭痛もなくなる。さらに言えば時間が節約できる。
人にとって最大の財産である”時間”が獲得できるかもしれないチャンスを今まで見過ごしてきた。
それではキーロガーをインストールする。
「タイプ数カウンター」をインストール
キーロガーと言えばパスワード情報を取得するなど悪用されるイメージがある。そのためサインインしなければならないようなキーロガーではなく、解凍したフォルダから直接起動して目的を達成したら削除するだけというタイプを探した。
それにあたるのが「タイプ数カウンター」だった。
無料ソフトでVectorからダウンロード可能、「typect.lzh」というLZH形式の圧縮ファイルを解凍してフォルダ内のEXEファイルを実行すればキーのログが開始されるというシンプルなソフトだ。アンインストールは当該フォルダを削除するだけで完了する。
メイン画面、どのキーを何回押したのかを数字とグラフで表示してくれる。トータルと当日、平均という数字も教えてくれるので、頻繁に使うキーと全く使わないキーがわかるはずだ。
マウスのログも記録してくれる。
上部メニュー「表示」からマウスのキーログも表示できる。何を多用しているのか自分の内面を見ている気分になる。
設定メニュー
それではオススメを含めた設定を見ていこう。上部メニュー「表示」⇒「オプション」を選択すると設定メニューが表示される。
表示タブではマーカーやカウント数などの表示に関する設定が行える。
起動タブはWindows起動時に「タイプ数カウンター」を表示させるか、そして目立たない最小化した状態で起動するかを選べる。
初期状態でオフになっているが、キーボード選びの判断材料として少なくとも1週間のキーログは欲しいので有効にした。
さらにカラーも変更できる。背景を黒にしてテキストを白にすれば”ダークモード”にすることも可能だ。
この記事に使われたキーの順位
さて、それでは記事を書く前に導入した「タイプ数カウンター」による入力頻度が最も多かったキーを発表したい。
- 3位は「O」(オー)だった。何故かは全くわからないが、どのキーボードを選んでも影響のないキーなのは確かだ。
- 2位は「U」(ユー)、そういうものか。
- 1位は「BackSpace」。
やはり「BackSpace」は重要なキーだったようだ。キーボードによっては小さいキーになっていたり、「Delete」キーと場所が変わっていたりと優遇されていないキーでもある。
これからは「BackSpace」を重視してキーボードを選ぶようにしたい。
せっかくなので、アルファベットを除いた特殊キーで順位が高い4位と3位と2位を見てみると、4位が「Space」キー、3位が「←」キー、2位が「Enter」キーだった。
この「←」キーは文字を移動する際に連打するので回数を稼げていることがわかった。これは1位の「BackSpace」も同じだ。それだけ使っているということでもある。
以外だったのは、上位3つのキーが200超えなのに対して「日本語変換キー」が10回だったこと。さらにWindowsキーが0円、「Delete」は5回だった。
これらを参考にHappy Hacking Keyboardキーボード(Amazon販売ページへ)の種類を決めようと思う。
リンク:タイプ数カウンター