Fire 7(2019)でroot化に成功した話 #Fire7

公開日: : 最終更新日:2019/06/28 Amazon Kindle , ,

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アマゾンの最安タブレット『Fire 7』(第9世代)のroot化に成功した。Fire HD 8タブレットと同じく一時的なroot権限の取得であるため、全体に悪影響を及ぼすことなく必要最低限のカスタマイズを行いたいというニーズに対応する。

Fire 7(2019)でroot化に成功した話

root化の詳細は前回の記事で確認できる。今回は具体的な作業内容を記していく。記事冒頭でも触れたがroot権限は一時的に取得するだけ、ブートローダーも解除しない方法でアマゾンの各種サービスも普通に利用できた。

もし参考にして実行する場合は「自己責任」で行って欲しい。

Fire 7(2019)でroot化

この記事は過去記事にあるTermuxをインストールしている前提で話を進めていく。
このTermuxまたは類似のターミナルエミュレータを使うことで通常であれば必須となるWindowsパソコンとFireタブレットを接続するためのUSBケーブル、そしてADB関連が不要となり、Fireタブレット単体でroot化することができる。

ここから先は全て「Fire 7 タブレット」で行う。

ブラウザでXDAのページを開き、mkt-su.zipの最新版「mtk-su_r16.zip」をダウンロードした。

次にTermuxを起動して次のコマンドを入力、これにより先ほどブラウザでダウンロードしたフォルダにアクセスできる。

termux-setup-storage

このコマンドを実行するとホームディレクトリ下に「storage」ディレクトリが作成され、その下に内部ストレージのフォルダ構成にあわせたシンボリックリンクが作成される。

その中にあるダウンロードフォルダ「/storage/emulated/0/Download」から「mtk-su_r16.zip」をホームディレクトリにコピーする。

cp /storage/emulated/0/Download/mtk-su_r16.zip ./

ちなみにホームディレクトリにいない場合は上のコマンドを入力する前に「cd $home」と入力すればホームディレクトリへ移動できる。

話を戻して、次はZIP形式に圧縮されたファイルを解凍する。

unzip mtk-su_r16.zip

これで「arm」と「arm64」というフォルダが解凍される。XDAでは「arm64」の中にある「mtk-su」ファイルを実行するとrootを取得できると解説されているが、何故か動作しなかったので「arm」ディレクトリへ移動して次のコマンドを入力した。

chmod 700 mtk-su
./mtk-su

これでroot権限に移行することができた。「#」という表示になっていれば成功だ。

ここで念のために id コマンドを実行して確認する。

#id

ここで「uid=0(root) gid=0(root) 」という記述があればroot権限が取得できたことになる。

以上でroot化は完了だ。

Fire 7は勝手が違うという話

FireHD8-review_6429

「root化できたら後は過去記事を参考に」としたいところだが、XDAメンバーが苦戦しているようにFire 7に関してはロック画面の扱いなど勝手が違うようだ。

今回のroot化はFire HD 8と同じMediaTek製チップだから実現できただけなので、Fire OSには触れていない。やはりFire 7は同シリーズで最安なだけあって、”激安Androidタブレット化”は簡単に実現できないのだろう。

次回よりFire 7におけるロック画面の対応、ランチャー変更ができるのか試していきたい。

この記事で使っているFire 7の販売ページ

続き⇒第9世代『Fire 7』(2019)のホーム画面とロック画面を変更する方法(要root)
前回⇒Amazon Fire 7 タブレット(第9世代/2019年モデル)のRoot取得方法が公開される

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