実質データ無制限な『iVideo』に申し込んだ話・理由、不穏なレビューも発見
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
前回『iVideo』の調査編として、実際に契約した人のレビューを参考に契約から解約までの疑問点を調べた。最終的に不穏なレビューも発見したが、普通に使えている人もいたことから人柱の1本になるべく申し込みをした。
今回は、それらについて記録する。
『iVideo』に申し込んだ話
多くても月間100GBを満たない通信量を光回線で利用している自分にとって、月間900GBまで使えるという『iVideo』のSIMのみプランは実質無制限と呼んでも良いだろう。
2019年に入ってからWiMAXを調べてTryWiMAXを試したり、格安SIM(MVNO)の大容量プランを調べ直してはWiMAXにしようかと検討したり、無制限WiFiサービスを調べて回っていたが、長く休める場所に着いたのかもしれない。
はじめに『iVideo』に申し込もうと決めた理由を書いておきたい。
- 専用ルーターではないSIMカードタイプであること。
- 無制限ではなく上限が記されていること。
- 不安になる違約金・解約金がないこと。
- 初期費用がかからないこと。
- 契約期間が1か月間から選べること。
まず「1」についてはiPhone(UQ mobile)に移行して使わなくなったAndroid OSを再び使いたいと思っていて、ソフトバンクで契約していたXperiaを蘇らせたかったことが理由だ。Android OSの端末を使っていないとタブクルの記事にも影響がでるので必須と言える。
「2」は100GB以上であれば無制限でも900GBでも変わらないのだが、無制限を謳いテレビCMやタレント起用をしているとヘビーユーザーが集まりやすく、価格高騰もしくは料金に見合わないサービスとなることが予想されるので、上限を設定してくれているのは有難い。
「3」も重要でルーターやSIMカードを返さないと1万円といった高額請求がないのは安心できる。変に高額だと「それ」で儲けているのかと疑ってしまうのでサービス面でも安心できるのが良い。
「4」は気軽に試せるという点で重要だ。WiMAXや幾つかの無制限WiFiは2年縛りなどがあるため相応の覚悟がいる。「5」もまた同じ理由で負担が少ないというメリットがある。
心配になるレビュー・写真
「よし、申し込もう!」と勢いがついた時に、いつもの悪い癖でもう少しだけレビューを見て回ろうとGoogleの入力欄に「iVideo 店舗」と検索した時だった。
<iVideo 浅草支店>という文字が写真と共に表示され、そこにはGoogleのクチコミ(44件)とあり、何気なく開いたのだ。
レビューを新規順にすると約1か月前に「速度低下が酷すぎる、1Mpbsを下回る」や「契約期間が2020年2月まであるのに勝手にSIM契約を解約する」という書き込みがあった。
また、韓国語を自動翻訳した2か月前のレビューにはレンタルしたルーターが障害で使えなかったという投稿もある。
3か月前には怒りの投稿があった。何やらワイモバイルの都合でアドバンスモードが使えなくなり、その返金時の計算が「当時のレート」で計算されたという話。
この「当時のレート」という表現は他のレビュー記事で担当者に確認していたが「当日(現時点)のレート」という意味で書いているようだ。台湾企業のようなので誤解しやすい日本語に注意したほうが良いだろう。
また、店舗に貼ってあるという「お客様は神様だと認識も誰一人として持っておりません」と書かれたシールを写真付きで投稿している人もいた。
他には複数の人が電話に出ないという内容を報告している。ブログでのレビューでは小さな店舗に2人のスタッフがいたという情報もあった。
―
以上のような内容を契約前に見ると振り出しに戻りたくなるが、冷静に見直してみると書き込んだ人は次のような状況ではないかと思えてきた。
- 今回の900GBではなく無制限での契約者
- 速度低下やアドバンスモードをワイモバイルが停止・解約したのはヘビーユーザーの可能性がある。もしくは前の利用者がヘビーユーザーで影響を受けたかもしれない。
- 「お客様は神様だと~」というシールや電話に出ないのは格安で無制限に集まったヘビーユーザーからの対応に追われた結果の可能性。
上記以外のルーターは端末の問題であり、店舗に人がいないのも仕方がない。スタッフが大勢いて複数の店舗を借りてなんてことをしていたら月間900GBで月額3300円は実現できないと思う。
なんなら赤坂見附あたりの受付を代行してくれるバーチャルオフィスを借りて、電話も代行サービスを使い、返答はメールなどに変更してオンラインでのサポートを迅速にするといった強化をしたほうがよいのではないかと思うくらいだ。いや、そうしてほしい。
―
話を戻すと、それなりに不穏なレビューはあった。
しかし、自分にとってマイナスな話にはならないと思えた。むしろマイナスなレビューと、昔ながらのウェブサイトや会社の体制、歴史を感じるサービス名「iVideo」がヘビーユーザーが集まるのを防いでくれている気がする。
つまりサービス内容と利用料金のバランスが維持されやすい環境だと思えた。
実際に申し込みした話
『iVideo』の申し込み前に新規登録をする必要があり、最初の難関でもある。
それはメールアドレスや名前、住所といった個人情報のほかに「本人確認書類」として免許証・パスポート・個人番号カード(マイナンバーカード)が求められるのだ。
今回は免許証の両面をスマートフォンで撮影した画像を2枚送信した。このときファイルサイズに上限があるのでリサイズなどで小さくしておこう。
他にはLIND IDと紹介者のメールアドレスをオプションで入力する項目があった。紹介者のメールを入力するだけで紹介者は注文料金の10%をもらえるそうだ。アフィリエイトは実施していないようなので収入を得たい、もしくは友人同士でコストを抑えたいときに利用するとよいだろう。
必要事項を入力して登録を最後まで終えると登録したアドレス宛に認証アドレスが書かれたメールが届くので、そのリンクを辿ると会員登録が完了する。
ここで晴れてiVideo (SIMのみプラン)販売ページにアクセスして申し込みを開始する。
最初に配送先を問われるので、登録住所で良いかと思ったが改めて配送先の住所を入力する必要があった。
それを終えると上図の画面が表示され、レンタル期間という項目に受取日が11月11日となっていた。時間までは指定できないが想像よりも早く届く、素晴らしい。
日割りプランと月額プランがあり、最大36か月まで契約できる。
また、キャンペーンを併用する場合の項目が用意されていた。
短い時間でサクッと調べたところiVideoの公式ツイッターでスペシャルタイムセールとしてクーポンを配っているようだ。しかし、それはルーター付きプランばかりで最初から安価なSIMカードではやっていないように思えたのでスキップした。
ここでようやく具体的な請求金額が表示された。手数料500円と消費税を含め税込み4180円になるようだ。問題がなければクレジットカード決済の画面へ進む。
クレジットカード情報を入力するのは不安だったが、ゼウスの画面に遷移されて安心できた。何かしら問題があればゼウスに相談しよう。
上図は決済完了後に表示される完了画面だ。アカウント残高という項目が海外企業と契約したことを意識させる。
登録した情報に問題がなければ11月11日に到着するだろう。それまでに何かあれば随時レポートしていく予定だ。