SIM2でテザリング中にSIM1へ電話がきたら…『AQUOS sense 3』購入レビュー
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今回は『AQUOS sense 3』を購入した目的でもあるモバイルルーターとして使うためのSIMカード設定を行った。大容量SIMカード「iVideo」でテザリングをした感想、その最中に受電したときの状況といった使用感をレポートする。
『AQUOS sense 3』購入レビュー
前回の開封レビューで触れたがSIMトレイはSIMピンいらずなので簡単に作業が行える。しかし、Android OSの再起動が行われるため、アプリで何か作業しているときは注意が必要だ。
モバイルネットワーク設定で、モバイルデータ通信に使うSIMカードを選択する。ここではSIM2に入れたソフトバンク回線の『iVideo』を選んだ。
SIMカードを入れただけでは有効にならないのでSIM2でAPN設定を追加、設定項目は「iVideo」のガイドを参考にして入力した。
再びモバイルネットワーク設定に戻ったら、上図のようにSOFTBANKというデータ通信を行うSIMカードのタブを選んでから「モバイルデータ」という項目を有効にする。
これを上図でいうところのNTT DOCOMOタブ(SIM1)で有効にするとSIM2側は自動でOFFとなる。どちらの回線を使ってデータ通信を行っているかわからないときは上図の画面で確認したほうが良いだろう。
またテザリングしているパソコンから使っている回線のおおまかなチェックをしたいときはブラウザで「確認くん」へアクセスすることでソフトバンク回線なのかドコモ回線なのかなどがわかるのでオススメだ。
テザリングした感想
土曜日の22時37分というネットが混雑しそうな時間帯にGoogleのスピードテストを実行したところ、上図のような結果になった。
BlackBerry KEY2より処理性能が下がりルーターとしての転送処理を懸念していたが、相変わらず快速で安心した。
iVideoの優秀さに嬉しくなるが、これからUQ mobileのSIMカードを入れて1台にまとめられることを想像すると『AQUOS sense 3』を大切に使わなくてはと思い直す。
しかし、モバイルSuicaなどの問題でUQ mobileへの移行は後ほど行うことにしている。
テザリング中に電話が来たら・・・。
最後にテザリング中に電話がかかってきたときの状況を報告したい。
『AQUOS sense 3』はDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)なので同時に待ち受けはできるが通信は1回線だけとなっている。そのため上図のようにテザリング中に電話がかかってくるとネット回線が遮断されてしまうのか試した。
上図の通知バーを見ていただくと3GとなっているSIM1(OCNモバイルONE/通話用)に「X」がついている。これはSIM1は有効になっておらず、電話に出るまではSIM2のテザリングが有効となっているように見える。
しかし、電話に応答しない状態でテザリング中のパソコンでブラウジングをしようとしたところサイトを表示できなかった。残念ながら着信した時点でSIM1に切り替わってしまっているようだ。
ここは仕様なので仕方がない。
これをクリアしたければ以前調べたDSDAスマートフォンを選ぶ必要がある。
いずれにしてもテザリングは快適、通話もできて防塵防水IP68、MIL規格のタフネス仕様なスマートフォンは、今のところ合格点と言えるだろう。
次回よりAntutuベンチマークや良いと思った機能などを見ていきたい。
続き⇒FeliCaでDSDSな防水スマホ『AQUOS sense 3』の保護ケース探し5選(sense 3 lite対応)
前回⇒スマホ兼モバイルルーターの『AQUOS sense3』到着、開封レビュー