特価の『Pixel 3 XL』と『Pixel 3a』でスペック比較、イヤホンや防水など違い
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最終更新日:2020/02/11
Google Nexus Pixel
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Googleが手掛けるスマートフォンPixelシリーズで最新フラッグシップ『Pixel 4』を除く2機種のうち2モデルが値下げを実施している。
2機種の価格状況は、値下げ幅が大きい旧フラッグシップ『Pixel 3 XL』と初の値引きで購入金額が安い『Pixel 3a』となっており、どちらが買いなのかスペックなどを比較したい。
『Pixel 3 XL』と『Pixel 3a』を比較
はじめにGoogleストアの技術仕様から1つずつ書き写した最新のスペック比較表を作成した。そこから2機種の違いを見ていきたい。
(補足)いずれもFeliCa対応。
順番に上から見ていくと、CPUで大きな違いがあるのに気づくだろう。
旧式とはいえフラッグシップであった『Pixel 3 XL』はSnapdragon 845と処理性能が高く、それに加えてGoogle自ら設計したSoC「Pixel Visual Core」を積んでいるのも見逃せない。
これは2017年10月に発表されたPixel 2シリーズから搭載された画像処理用にIPUが8基、演算処理にALUsが512基を搭載し消費電力を抑えながら高負荷の処理を高速に行えるSoCなのだ。
当時は例え話としてHDR撮影の話が使われ、黒潰れなどに対応するための処理を高速かつ少ない消費電力で行えると伝えられていた。
その一方で廉価版として登場した『Pixel 3a』はミドルレンジのSnapdragon 670を採用、「Pixel Visual Core」は積んでいないため写真撮影やゲームなどで処理性能を求めるなら『Pixel 3 XL』が良いだろう。
筐体の話(イヤホンや充電、防水)
次に物理的な見た目から違いを見ていこう。
2機種はXLと通常モデルということで画面サイズと本体サイズ・重量、バッテリー容量が異なるのは当然なので違いはスペック表から確認してもらうとして、外観に触れたい。
『Pixel 3 XL』はアルミ製フレームに背面ガラスというフラッグシップらしい造りになっており、防塵防水は最上級のIP68準拠。さらにバッテリーはワイヤレス充電をサポートしている。
『Pixel 3a』の筐体は価格を抑えるためポリカーボネート製ユニボディを採用、防塵防水には非対応、バッテリーも有線限定となっている。
ここまで『Pixel 3 XL』が優位な話となっているが『Pixel 3a』は3.5mmイヤホンジャックが用意されているという魅力がある。完全ワイヤレスイヤホンが充電切れになったときも安心だ。
その他(カメラと解像度)
他に知っておいた方が良いと思われる仕様の違いを探したところ、その1つはカメラだった。
2機種は背面のメインカメラに性能(ハード)の違いはないようだが、前面カメラに違いがあり、『Pixel 3 XL』はデュアルカメラで広角と標準を備えている。そのためか機能として「グループ自撮りモード」が用意されていた。『Pixel 3a』は標準のシングルカメラのみで同機能は省かれている。
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もう1つは解像度で、『Pixel 3 XL』がQHD+(2960x1440)なのに対して『Pixel 3a』はFHD+(2220x1080)という違いがある。アスペクト比は変わらない。
他にもmicroSDカードスロットを備えないPixelシリーズでは重要なストレージで『Pixel 3 XL』だけ128GBモデルが用意されているといった違いもある。それが64GBモデルと同じ45000円だったのだから即完売というのも頷ける。
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どちらが買いか
値下げ時の価格は『Pixel 3 XL』が45000円、『Pixel 3a』が39500円で差額は5500円となっている。
『Pixel 3a』が通常セールであることも踏まえて、圧倒的なスペック・機能差から迷わず『Pixel 3 XL』を購入するだろう。
もちろん画面サイズが異なるため、小さいスマートフォンが欲しいなら『Pixel 3a』が良いかもしれない。しかし、今後も値下げが行われることが予想されることから稀に見る特価となっている『Pixel 3 XL』が買い時ではないだろうか。
2機種のセール記事は下記より確認できる。
⇒Pixel 3 XLが過去最安76,000円OFFの大幅値下げ、128GBモデルは在庫切れ