Fire HD 8(2018)でハックツール『Amazon Fire Toolbox』は使えるか
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Amazon Kindle Fire, Fire HD 8, 製品レビュー
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2019年7月にFire HD 8(2018)のroot化を含めた「まとめ記事」を公開、その後もBluetoothリモコンで操作したり、扇形サブランチャーを導入したりしたが2020年2月22日に改めて端末を起動すると全て初期状態に戻っていた。
どういうことかというとGoogle Playをはじめインストールしたアプリは全て削除され、ホーム画面やロック画面の広告など元通りに戻っていた。
そこで今回は先日Fire HD 10 タブレットで試したハックツールが使えるのか試したい。
Fire HD 8(2018)でハックツール試用レビュー
Fire HD 10 (2019)ではハックツール『Amazon Fire Toolbox』は問題なく動作、予想より簡単にroot化と同等の設定を実現できた。このツールがFire HD 8でも使えたらシステムアップデートのあとに行う作業も簡単だ。
Fire HD 8(2018)の2020年2月22日時点における最新Fire OS バージョンは「Fire OS 6.3.1.4」のようだが、しばらく起動していなかったこともあって「Fire OS 6.3.1.2 (NS6312/1852)」へのアップデートが実施された。同バージョンはroot化できたと報告されている。
そのため、今回はFire OS 6.3.1.2 までアップデートしてWi-FiをOFF、そのまま『Amazon Fire Toolbox』を使ってroot化をして、そのままOTAアップデートをブロックすることを試したい。
これ以降はAmazon Fire Toolbox導入記事で設定を終えていることを前提に話を進める。Fire HD 10 (2019)で設定してから特に何もドライバなどを追加することなく認識した。
Fire HD 8(2018)で『Amazon Fire Toolbox』は使えるか
Fire HD 8を久しぶりに起動したら全て初期化されていたと伝えたが「開発者オプション」も無効になっていた。そのため設定⇒Fireタブレットのバージョン情報でシリアル番号を連打して「開発者オプション」を有効にしてからパソコンとUSBケーブルで接続して『Amazon Fire Toolbox』を実行した。
上図のように『Amazon Fire Toolbox』で認識され、次のことが行えた。
- Google Playのインストール
- Nova Launcherのインストール(記事冒頭の画像はMicrosoft Launcherをインストール)
- プリインストールアプリの無効化
- 壁紙チェンジャーのインストール
上記のうちGoogle Playインストール後、同アプリへログインせずに人気ランチャー「Nova Launcher」をツールからインストールしたところ、なんと導入できた。FireタブレットのWi-FiをOFFにしていたがPCでダウンロードしてUSBケーブルで転送するため問題ないようだ。
念のためAmazonアプリストアでNova Launcherを検索したが見つからなかったのでツールにapkファイルが同梱されていて、それがインストールされたものと思われる。
いわゆる野良バージョンなので心配な人はGoogle Playから手動でインストールしたほうが良いだろう。(そもそもGoogle Playも…。)
無効化できるプリインストールアプリを全て選択して実行、その後のドロワー画面はスッキリした状態だ。炎アイコンは壁紙チェンジャー。
次にroot化やシステムアップデートの無効化を実行しようとしたが残念ながらできなかった。
そのため、最も行いたかったロック画面の無効化が行えないほか、このまま何もしないと「Fire OS 6.3.1.4」へ自動アップデートされてしまい上記の変更は戻ってしまうだろう。
この状態から2つの選択肢がある。
1つは「Fire OS 6.3.1.4」でroot化ができたという情報を探してアップデートする。
もう1つはroot化して「Fire OS 6.3.1.4」へアップデートの無効化を行う。
次の記事では上記いずれかを行っていきたい。
Fire HD 8は記事投稿時点でレビューが5713件(新しい順にレビューを表示)となっていた。最新のレビューではSDカードの問題を報告する投稿もあったが類似のレビューが多くないため初期不良にあたってしまったのかもしれない。
続き⇒Comming Soon.