Fire HD 10 タブレット(2019)の標準ランチャー無効化、Nova Launcherの有効化
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Amazon Kindle Fire, Fire HD 10, 製品レビュー
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root化の手段が断たれた第9世代Fire HD 10 タブレット(2019年モデル)でADBコマンドから標準ランチャーの無効化、Nova Launcherを有効化した内容をシェアしたい。
Fire HD 10 タブレット(2019)のランチャー無効化と有効化
この記事では過去記事「Fire HD 10(2019)だけでGoogle Playをインストールする方法/2019年11月版」にてGoogle Playを導入、人気ランチャーアプリ「Nova Launcher」をインストールした状態を前提に話を進める。また、パソコン側もADB環境が整った状態が必要だ。
これ以降の作業は失敗するとランチャーが全て起動しないという事態になる可能性があるため参考にして実行する際は「自己責任」で行ってほしい。
ランチャー無効化と有効化
はじめにPC端末とFire端末をUSBケーブルで接続したら、PC端末でコマンドプロンプトを起動する。
次にコマンド「adb shell pm disable-user –user 0 com.amazon.firelauncher」を実行、これで標準のFireランチャーが無効になる。この時にNova Launcherなどのサードパーティ製ランチャーが未導入であれば「ランチャーなし」となるため事前にチェックしよう。
次にNova Launcherを有効化するため「adb shell pm enable com.teslacoilsw.launcher」を実行した。これでランチャーの切り替え作業が完了となる。
なお、再び有効にしたいときは「adb shell pm enable com.amazon.firelauncher」を実行しよう。
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第9世代Fire HD 10 タブレット(2019年モデル)のホーム画面がNova Launcherに切り替わっていたら、念のために再起動して継続できているか確認、それでも変わらなければ成功だ。
一時的なrootを取得して実行したときも同じような作業を行ったが、今回はNova Launcherをシステムアプリとして登録していないという違いがある。しかし、いずれもシステムアップデートで元に戻るので差はないかもしれない。
その時はマーカーの2行を実行すれば再びNova Launcherにできるだろう。
次回は「Fire HD 10(2019)のアプリ全削除など完全カスタマイズ、Amazon Fire Toolbox V6.1登場」の記事にあるツールが実行できるのか検討、試す予定だ。
第9世代Fire HD 10 タブレットは記事投稿時点でレビュー数1848件(最新順に表示)あり、最新価格と在庫状況は販売ページで確認できる。
続き⇒Coming Soon.
前回⇒ADB接続エラー「adb error: device ‘(null)’ not found"」の対処法