Fire HD 8 (2018)はroot化できるか、Fire OS 6.3.1.4で試す
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Amazon Kindle Fire, Fire HD 8, 製品レビュー
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先日Fire HD 8 (2018)でハックツールを使うことでカスタマイズできたという記事を公開したが、今回は以前より使っているroot化ツールを利用してroot権限を取得できるのか試した。
Fire HD 8 (2018)はroot化できるか
はじめに断っておくと今回のroot化をしなくても前回のハックツールを利用することで大抵のカスタマイズは行えるため、そちらの関連記事でニーズが満たせるか確認してほしい。
私がroot化したい理由は「ロック画面の無効化」と「バージョンアップの無効化」の2つだ。
それでは実際に行ったこと、その結果を書いていきたい。
※この記事は情報の共有を目的に公開しており、内容を実行する際は自己責任で行って欲しい。
root化ツールを使う
前回の最後にFire OSのバージョンについて書いたが、残念ながらWi-FiをOFFにする前に最新の「Fire OS 6.3.1.4」へとアップデートされてしまった。
その前の「Fire OS 6.3.1.2」であればroot化ツール「mtk-su」が使えたらしいが、恐らく同アップデートで抜け道は塞がれた可能性がある。
まずはPC側のブラウザでXDAのページを開き、mkt-su.zipの最新版をダウンロードする。ファイル名は「mtk-su_r20.zip」となっていた。
以前はTerumuxを利用してFireタブレット単体のroot化をしていたが、今回はPCからADBで行うため過去記事とは少しコマンドが変わる。
具体的な作業は次のようになる。
- mtk-su_r20.zipをPCで解凍
- USBケーブルでPCとFireを接続
- PCでコマンドプロンプトを起動
コマンドプロンプトが起動したら(コマンドプロンプト内で)mtk-su_r20フォルダへ移動して、XDAページにある下記のコマンドを入力した。
adb mtk-su /data/local/tmp/adb shellcd /data/local/tmpchmod 755 mtk-su(もしくはchmod 700 mtk-su)./mtk-su
以前であれば「$」から「#」へと表示が変わり、root権限を取得できたのだが予想通りエラーとなってしまった。
他にもXDAページにあった方法を試したが「Fire OS 6.3.1.4」では塞がれてしまっているようだ。
そのため、次回はブートローダーを解除してカスタムリカバリからroot権を取得できないか試す予定だ。
何はともあれ以前から使っていた「mtk-su」の手法は通じないということがわかった。この手法で何かしらの突破口があれば追記するが、先にカスタムリカバリを試すことになるだろう。
次回⇒Comming Soon.
前回⇒Fire HD 8(2018)でハックツール『Amazon Fire Toolbox』は使えるか