Fire HD 8 PlusをNova Launcherに変更、Google Play不要
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Amazon Kindle Fire, Fire HD 8, 製品レビュー
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Fire HD 8 PlusへGoogle playを経由せずにNova Launcherをインストール、ランチャーアプリをfireランチャーから変更した方法をシェアしたい。
この方法は野良アプリ版Google playにログインしたくないと言う人向けの手段だろう。
今回の作業にはパソコンとUSBケーブルが必要となる。
(追記:2020/06/30)
Fireランチャーに戻ってしまったため修復を試みたがコマンドを1部変更する必要があったので追記する。
Fire HD 8 PlusをNova Launcherに変更
もう何年も前から行っている作業のため今回は少し変化をつけて工場出荷時の状態へリセット、Google playを全く使わずにfireランチャーからNova Launcherへ切り替える方法を記事にする。
そのため、野良アプリとしてのGoogle play導入に踏み切れない人も安心できるだろう。
準備編
この記事ではパソコン側にADB環境が整った状態であることを前提に進めていくため、まだインストールしていない場合は過去記事「15秒でADB構築「15 seconds ADB Installer」のインストール」を参考にしてほしい。
また、Fire HD 8 Plusと接続するためのUSB-Cケーブルが必要になる。
次にFire HD 8 Plus側の準備を行う。
まずは「設定」メニューから「セキュリティ」を開き、「不明ソースからのアプリ」を有効にする。(SILKアプリで許可をする。)
同じく「設定」メニューからFireタブレットのバージョン情報でシリアル番号を連打して「開発者オプション」を有効にして、USBデバッグを有効にする。
Nova Launcherのインストール
それではNova Launcherを入手していく。
残念ながらAmazonアプリストアに用意されていないし、Google playも使わない縛りをしているためNova Launcher公式サイトから直接ダウンロードする。
「結局、野良アプリか〜」と言う声が聞こえそうなため、少し説明をすると野良アプリ版Google playをインストールして、そこからGoogleアカウントでログインするよりも野良アプリ版Nova Launcherの方がセキュリティー面では大きな安心があると説明しておきたい。
Nova Launcher公式サイトにアクセスしたら、「Direct Download APK」というリンクを選択、APKファイルを入手しよう。
APKファイルを開いてインストールしたらホーム画面にNova Launcherのアイコンが表示されたと思う。しかし、このままではランチャーアプリは切り替わっていない。
Fire ランチャーの無効化
「準備編」でパソコン環境が整っているはずなので、2台をUSBケーブルで接続する。
はじめにNova Launcherを有効化するため「adb shell pm enable com.teslacoilsw.launcher」を実行した。
このコマンドがエラーになった場合は次のコマンドを入力するのはやめておこう。
先程のコマンドでエラー表示がなければ、次のコマンド「adb shell pm disable-user –user 0 com.amazon.firelauncher」を実行、これで標準のFireランチャーが無効になる。
(追記:2020/06/30)
ホーム画面がFireランチャーに戻っていたので再びコマンドを実行したところエラーになってしまった。そこで次のようにコマンド「adb shell pm disable-user com.amazon.firelauncher」を変更したところFireランチャーが無効になった。
ポイントは「–user 0」を入れないこと。
ランチャーアプリが切り替わり、ホーム画面がシンプルに。
以上でランチャーアプリの切り替えが完了した。
もちろんGoogle play経由でインストールすればアプリ内課金を有効にすることもできる。今回の記事は無料版でも良いという場合で、かつGoogleアカウントでログインしたくないと言う時に使える方法だろう。
なお、Google playのインストール方法は先日のレビュー記事より確認してほしい。
前回→Fire HD 8 Plusのストレージ読み書き速度は良好か、2018年モデルと比較
相変わらず在庫切れは続いているが、50件のレビューが寄せられていた。
リンク: Fire HD 8 Plus