Fire HD 8 Plusのストレージ読み書き速度は良好か、2018年モデルと比較
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Amazon Kindle Fire HD 8, 製品レビュー
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Fire HD 8 Plusにベンチマークアプリをインストールし、総合スコアとストレージ読み書き速度をチェックした。同時に手持ちのFire HD 8(2018年モデル)も同じバージョンで計測、スコアを比較したのでシェアしたい。
Fire HD 8 Plusのストレージ読み書き速度は良好か
先日のiPhone SE 2020で行ったストレージテストは悲しい結果に終わったが、名前の規則性を破ってまで登場したFire HD 8 Plusには期待しかない。
今回ベンチマークアプリAntutuの公式ウェブサイトから直接APKファイルをダウンロードし、Fire HD 8 PlusとFire HD 8(2018年モデル)にインストールした。
そのため、Antutuバージョンはv8.3.7と共通になっている。
最初に総合テストの結果、次にストレージテストの結果を報告したい。
Antutuバージョンv8.3.7の総合テスト結果
上図は、左からFire HD 8 PlusとFire HD 8(2018年モデル)となっている。
約2倍と言えそうなスコア差、よく見てみるとFire HD 8(2018年モデル)のGPU結果が「0」となっている。
最新バージョンのベンチマークに耐えられなかったのだろうか、ここで「なぜベストを尽くさないのか」と再びテストを実行したがMali-T720はヴァルカンなどのテストに「非対応」のようだ。
もし対応していたら1万ほどのスコアだったのだろうか、仮にGPUで1万を足しても大きなスコア差と言える。
また、RAMも3GBと2GBの差がわかりやすく数字に出ていた。
プロセッサとメモリだけでも処理性能の高さが感じられる結果となった。
続いてはストレージ、見ていこう。
Antutuバージョンv8.3.7のストレージ結果
上図も先ほどと同じく、左からFire HD 8 PlusとFire HD 8(2018年モデル)となっている。
大きなスコア差に見えるがiPhone SEの時と同じく、左から32GB / 16GB とストレージ容量が異なっており、同じ条件では無いことに注意してほしい。
iPhone SEの時はストレージ容量が4倍も異なり、2倍以上のスコア差となった。今回はストレージ差は2倍、スコア差は2倍以下となった。いずれにしてもストレージは大容量を選ぶのが良さそうだ。
読み書き速度の詳細を見てみると次のようになっていた。
*左からFire HD 8 Plus/Fire HD 8(2018)
- 読み込み速度:4521/2407
- 書き込み速度:1787/692
- ランダムアクセス:1794/1352
ランダムアクセスは旧モデルも奮闘しているが、読み書き速度は遅く、特に書き込み速度の遅さが目立つ。
これにより同じ最安モデルを選んでもFire HD 8 Plusは倍近いスピードになることがわかった。Fire HD 8(2018年モデル)から買い換えを検討しているならアリと言えそうだ。
前回→Fire HD 8 Plusの空き容量を確保、広告オフ設定
相変わらず在庫切れは続いているが、43件のレビューが寄せられていた。
リンク: Fire HD 8 Plus