Fire HD 8 Plusを3週間ほど使った感想・購入レビュー
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Amazon Kindle Fire, Fire HD 8, 製品レビュー
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やはりNexus7やXperiaタブレットのように充電スタンドを備えた端末は使いやすい。
それを再確認させてくれた3週間だった。それだけではなく、Fire HD 8 Plusは新たな価値を提供してくれているように感じる。
Fire HD 8 Plusの感想・購入レビュー
最新モデルと言うことでメモリの増量やインターフェイスの変更といった実用的なスペックアップ項目にとらわれていたが、使い勝手の向上と言う面で最も恩恵があったのは充電スタンドだった。
Fireタブレットは最近リリースされたモデルであればAlexaやSHOWモードに対応しているが、充電スタンドにより機能が利用しやすくなった。もっと言えば、生活に溶け込んだように感じている。
ワイヤレス充電スタンドの効果
Fire HD 8 Plusを充電スタンドに置いておくと目の前を通り過ぎたときに自動で動作する。例えば、画面を明るくして時間を見やすくしたり、最新ニュースの見出しを表示してくれる。
そのため、掛け時計とテレビを断捨離した身としては自動でアウトプットしてくれる情報源として頼もしい。
最近になってAlexaに天気を尋ねたところ、それ以降は前を通り過ぎると天気予報も表示してくれるようになった。
この機能はSHOWモードによって提供されていて、今度の祭りで値下げされるFire HD 10にも搭載されており、USBケーブルで常に充電してスタンド機能を備えたカバーをつければ同じようなことが実現できる。
しかし、次のような地味にも見える項目がジャブパンチのように効いてきた。
- 充電スタンドで位置が固定される。
- 充電スタンドの場所に他のものを置かない。
- 配線（ケーブル）が目立たない。
- 充電時に何も接続しないので気軽に持ち出せる。
Fire HD 8 Plusは掛け時計やテレビのように場所が固定された途端、家電化した。時刻チェックや天気にニュースの情報を知る場所として小さな情報ステーションとなったのだ。
もちろん天気やニュース動画は、スマートフォンやメイン端末でも見ることができる。しかし、それをしてしまうと情報サイトや動画サイトの関連情報に流されてしまう。
それは過去記事「スマホ依存時間を電子書籍リーダーで減らした話。」のインド映画でも書いた「誰かに時間を奪われている」ことになる。やはり端末やサービスといった「道具」に振り回されてはいけない。
そう考えたとき、この小さな情報ステーションは「情報に踊らされにくい」端末だと思った。
役割は果たしているか
Fire HD 8 Plusに求めている機能は主にSHOWモードで、Alexaハンズフリーの音声による電気ON/OFFなども含め役割を果たしている。
記事「Fire HD 10タブレットで気軽にYouTube視聴できるか」と同じくアマゾン公式アプリストアからYouTubeをインストールできるため、Googleのサブスクリプションを契約していれば広告もなく動画の掛け流しも行える。
また、ラジオアプリのradikoも公式アプリストアからダウンロードできるため、ラジオ端末としても機能している。
他には基本的なサービスとしてPrime Videoやプライムミュージック、電子書籍リーダーとしても使える。
しかし、公式アプリストアの配信アプリ数が少ないためゲームをしたいときはGoogle Play導入を検討しても良いだろう。
ただ残念な事もある。充電スタンドにオーディオ出力がないことだ。現在は上の写真にあるBluetoothスピーカー（レビュー記事へ）に接続している。
ちなみに今度の祭りで値下げされるFire HD 10に充電スタンドは用意されていない。そこでマグネット式の充電ケーブルを購入、気軽に充電できるよう対処している。（後ほどレビュー記事を予定）
私が購入したのは3in1タイプ（Amazon販売ページへ）なので、同じように充電スタンドのないiPadなどで使用、あとは角度調整できるスタンドや自立できるカバーを用意すれば使い勝手は変わらないだろう。
前回→Fireタブレットで便利な２つのアプリ、Google Play不要
相変わらず充電スタンドの在庫切れは続いていて、値下げセール対象モデルの入荷予定日は2020年7月6日となっていた。レビュー数は292人（新規順に表示）にまで増えている。
→最新の在庫状況は Fire HD 8 Plus販売ページへ
