iPad Air 4(A14チップ)のベンチマークか、新旧チップのスコア比較
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「まもなく発売」とだけ案内されている2020年10月リリース予定の第4世代iPad Airと思われるベンチマーク・スコアが発見された。
既存モデルとの比較やRAM情報も伝えられている。
iPad Air 4のベンチマークスコア登場か
Appleが先日発表したiPad Air 4は5ナノメートルプロセス技術を採用し118億個のトランジスタを詰め込み、電力効率を向上してバッテリーは最大10時間持続になったというA14チップを搭載している。
A14 Bionicチップについては、次のようにパワーアップしていると案内していた。
- 6コアCPU(A12 Bionicに比べて40%高速)
- 4コアGPU(A12 Bionicに比べて30%高速)
これにより4K動画の編集にも耐えられると紹介、クリエイティブ作業に使えるタブレット端末として説明している。
第4世代iPad AirのディスプレイやカメラなどはApple製品ページで公開されているが、A14 Bionicチップの処理性能を示す具体的なスコアとRAMは掲載されていない。
Geekbench 5のスコア
実績あるリーカー@L0vetodream氏が紹介するGeekbench 5結果ページを見ると「iPad13,2」という端末は、マザーボード名「J308AP」となっている。
同氏によると「J308AP」はiPad Air 4のセルラーモデル、「J307AP」がWiFiモデルになるという。
Geekbench 5に掲載されているスコアと主要な情報は、次のようになっている。
- シングルコアスコア=1,583
- マルチコアスコア=4,198
- 6コア(2.99GHz)
- RAM3.66 GB
なお、一部の海外メディアは過去のベンチマーク情報で3GHzを超えていたが、今回のスコアでは下がっているという指摘をしていた。
新旧チップのスコア比較
今回のスコアについて、MacRumorsはA13 BionicチップとA12Zチップを掲載している。
- A13 Bionicのシングルコアスコア=1,336
- A13 Bionicのマルチコアスコア=3,569
- A12Zのシングルコアスコア=1,118
- A12Zのマルチコアスコア=4,564
Appleの製品ページではA12 Bionicとしか比較していなかったが、A13 Bionicと比べても処理性能が向上しているようだ。
また、A12Zチップを搭載した上位モデル「iPad Pro 2020」と比べてもシングルコアスコアの処理性能は高く、マルチコアスコアでも大きく離されていないことがわかる。
ウィズコロナで顔認証の問題が話題となったが、Xperiaのように電源ボタンに指紋認証を内蔵したiPad Air 4がProモデル並みの処理性能と第2世代Apple Pencilに手にしたことで人気が集まりそうだ。
iPad Air 4は2020年10月中に発売すると案内されている。