Fire HD 8 Plus購入から4ヶ月目のレビュー、主な使い方
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最終更新日:2020/11/07
Amazon Kindle Fire, Fire HD 8, 製品レビュー
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アマゾンジャパンが2020年6月3日に発売したFire HD 8 Plusは、USB-C採用だけでなくワイヤレス充電と専用の充電スタンドに対応するなど次世代モデルを予感させるタブレット端末だ。
それゆえに先日のプライムデーで初めて端末本体が値下げされるといった強気の販売をしている。実際、6月5日の初レビュー当時は1ヶ月待ちとなっていた。
あれから4ヶ月ほどが過ぎて、どのように使っているのかをレポートしたい。
Fire HD 8 Plus購入から4ヶ月目のレビュー
はじめに「どのように使っているのか」を箇条書きにして、その後にオススメの内容を紹介させていただく。
- 電子書籍リーダーとして。
- 動画プレイヤー(YouTube、プライムビデオなど)として。
- 音楽プレイヤー(Prime Musicなど)として。
- ブラウジング子機として。
- スマート家電のリモコンとして。
- 置き時計として。
Kindleリーダーとの違い、Fire HD 8 Plusの強み。
アマゾンもう1つの定番端末であるKindleリーダーにはない強みとして、雑誌などカラーの電子書籍が見やすいこと、OSやRAM・CPUにタッチパネルの違いにより動作が機敏であることが挙げられる。
その一方でバッテリー消費の激しさという大きなデメリットがある。しかし、そこはワイヤレス充電スタンドの出番だ。サッと充電できるので屋内限定で使うのであれば電池残量を気にすることはない。
また、目に優しいE-INKディスプレイを備えていない。これについてはブルーライトカット機能「Blue Shade」を利用することで対処している。
記事:新しい Fire 7 (第9世代)開封レビュー、スペック表にないFire HD 8との違い他より
Kindleリーダーにない強みで言えば、以前インストールしたGoogle Play経由のAndroidアプリでPDFやeBook形式を読めるようにして読書範囲は広げることが可能だ。
Fireタブレットは電子書籍リーダーとして十分に使えていると思う。
動画プレイヤー、音楽プレイヤー。
Fire HD 8 Plusの解像度は決して高くはないが、格安の8インチ画面に高精細を求める強者は少ないだろう。私はタブレット単体の映像・音声にも支払った分の性能として満足しているが、せっかくの充電スタンドだからスピーカーの拡張ができたらと思っている。
タブレット本体は安さゆえに妥協できるが、充電スタンドは追加オプションなので広がりを期待してしまう。
記事:Fire HD 8 Plus購入レビュー、コスパの良いecho端末により
音声に関してはBluetooth経由で完全ワイヤレスイヤホンやスピーカーを使うといった方法があるため省かれたのかもしれない。しかし、プライム対応4600円という価格から本体とスタンドだけでミニシアターが構築できたらよかったのにと思ってしまった。
(おすすめ)ブラウジング子機として。
Fire HD 8 Plusで最も活用しているのがブラウジング子機としてだろう。具体的に書くと次のような感じだ。
- WindowsまたはMacでブラウジング開始。
- 椅子に疲れたり、動画視聴シーンでキーボード操作が不要など変化が訪れる。
- ChromeやFirefoxの同期を利用してFireタブレットで閲覧または視聴を継続。
- 再びWin/Macに戻る。
上記の流れはプリインストールされているSILKブラウザでは実現できないので、先ほどのGoogle Playまたは直接インストールでGoogle ChromeやFirefoxといった同期をサポートしたブラウザを導入する必要がある。
この同期には対応するアカウントも必要だ。
少し手間に感じるかもしれないが、ベッドやソファへ行って楽な姿勢でブラウジングを継続できるのは健康面で重要だと思っている。
この流れはFire 7やFire HD 10でも行えるが、Fire HD 8 PlusはUSBケーブルの抜き差しをすることなく、サッと持ち出せるため回数が増えるほど効いてくる。
スマート家電リモコンと置き時計。
リモコンと置き時計は音声アシスタントAlexaに関連した機能で、Alexa対応スマート家電を声でON/OFFしたり、Show modeを有効にしておくとワイヤレス充電スタンドに設置した際に置き時計(記事冒頭の画像)の表示になる。
カレンダーも表示させたいのであれば、下記のレビュー記事が参考になるかもしれない。
記事:Fire 7 を卓上カレンダー化、置き時計にもなるアプリ「Overlays」などより
最後に。
Fire HD 8 Plusは値段以上の働きをしていると思う。過去にレビューしたクレードル対応のXperiaタブレットもよかったので、何かしらホームを持つ端末が好きなだけかもしれない。
1つ後悔していることがあるとしたら以前のストレージテスト結果から32GBモデルではなく、64GBモデルにすべきだったということだろう。価格差は僅か2000円なので悔やまれる。
アマゾンの販売ページを見るとレビュー数が1944件(新着順に表示)に増えていたので、他のユーザーがおすすめの使い方を紹介しているかもしれない。
→最新の価格やスペック詳細はアマゾンのFire HD 8 Plus販売ページへ