Apple M1チップ、消費電力75WのGeForce GTX 1050Tiを超える。
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Appleの新しいMacに搭載されるM1チップについて、新たにベンチマークGFXBench 5.0によるスコアが公開され、GeForceとRadeon ビデオカードを超える性能を叩き出していることが報告された。
Apple M1チップとビデオカードの比較
今回ベンチマーク・スコアを掲載したtom’s HARDWAREは、Appleがサードパーティのチップメーカーに依存する必要がない時代の始まりと評した。
AppleはM1チップのGPU性能について深く言及しておらず、判明していることは8コアGPUは25000スレッドを同時に処理可能で最大2.6TFLOPSスループットを実現できること。
そんなM1チップの実力を知るべくGFXBench 5.0でベンチマークを計測、その結果をデスクトップPC向けのビデオカードであるNVIDIA「GeForce GTX 1050 Ti」とAMD「Radeon RX 560」と並べて掲載した。
1つを除き、全ての項目でM1チップが上回っている。
この結果を見る際に「NVIDIA GeForce GTX 1050 TI」の発売日が2016年10月頃など2つのビデオカードが古いデスクトップ向けであることを忘れてはいけないが、「NVIDIA GeForce GTX 1050 TI」の消費電力が75Wで、それをM1チップが超えてきたことは忘れられないほど鮮明に刻まれそうだ。
なお、M1チップを搭載したMac miniが昨夜発送、手元に届き次第レビューしたい。
前回→M1チップ版MacBook ProとMac miniのベンチマーク登場、3機種のスコア比較
Source:tom’s HARDWARE