通信の全カウントに注意、楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」詳細が判明
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楽天モバイルの料金ページが更新され、先ほど発表された「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の詳細が判明した。
音声SIMカードは最低でも月額1000円は必要だったが、データ容量1GBまでは月額0円になる時代に投入した。しかし、良くないニュースもある。
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の内容
はじめに良いニュースを。
料金プランについてはライブ中継記事に書いたので後ほど図で確認していただくとして、「Rakuten UN-LIMIT VI」は次のようにauパートナー回線が継続されていた。
- 「Rakuten UN-LIMIT VI」は全てau回線が月間5GBまで無料で利用可能
- au回線は月間5GB超過後、最大1Mbpsで使い放題
楽天エリア外のユーザーは自動的にau回線になるため、今後も同じような通信を利用できることがわかった。
では、このau回線を利用していれば4月1日以降は月額0円なのかというと、そんなことはない。
通信の全カウントに注意!!
次に良くないニュースを。
先ほどのauパートナー継続に喜んでいたが「小さな但し書き」を読んでいると次の内容が書かれていた。
毎月のデータ利用量によってプラン料金が変動いたします。
データ利用量は楽天回線エリア、パートナー回線エリア(国内)、パートナー回線エリア(海外)全てのエリアでカウントされます(データ高速モードがOFFであってもデータ利用量はカウントされます)。
なんと、au回線もカウント対象にするとのこと。
4月1日からはau回線を制限モードにしていても、通信データ量として段階料金の数字にカウントされるのだ。
楽天エリアは範囲が狭いため、言い換えれば最大1Mbps回線が月額2980円になるということではないだろうか。それならahamoでドコモエリアの超高速20GB+超過後の最大1Mbps+5分の音声回線かけ放題にするか、音声通話500円分だけ0570番号などにかけられる月額2480円のpovoにした方が良い。
プレスカンファレンスで予算を抑えたいユーザーに触れていたが、本当に使わないユーザーに対してのプランと言えそうだ。
しかし、これまで格安SIMカード・MVNO事業者が音声通話SIMカードを月額1000円前後から提供してきたことを考えると、古い電話番号を維持するための最低料金が、楽天モバイルの価格破壊により月額0円で音声SIMが持てる時代になったとも言える。
そう、スマートフォン端末で通信制限を900MBに設定していれば電話番号が0円で維持できるのだ。最高の通信サービスではないだろうか。