日本通信、月額1380円で通話70分0円の6GBプラン発表・比較表と注意点
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日本通信は6月3日、スマホユーザーの66%が満足できることを目指した「合理的みんなのプラン」(略称:みんなのプラン)を発表した。
同社は大手通信3社との比較表を用いて、素晴らしさを伝えている。
月額1380円「合理的みんなのプラン」発表
日本通信はデータ通信と音声通話の両方を携帯キャリアの原価ベースで調達できるようになったことをフル活用することで昨年12月には3大キャリア対抗プランとして70分無料通話付き20GBプランを月額2,178円で提供開始。今回は「小容量帯プラン」となる。
「みんなのプラン」の具体的な内容は次のようになっていた。
- 月額料金=1390円
- 月間データ量=6GB
- 月間の無料通話時間=70分
- 70分以降の通話料金=30秒あたり11円
上記のサービス内容と大手通信会社で同等のプランを比較した表も掲載している。
通話に関して音声品質は「ドコモと同じ」、専用の通話アプリは不要としている。
月額0円の楽天モバイルはRakuten Linkアプリ経由で行う必要があり、過去に試した際は通話内容を双方が理解できない状態になることが多く、解約理由の1つとなったが、月額1380円でドコモ同等の音声品質というのは企業努力と言えそうだ。
ちなみにスカイプの月額600円でお釣りがくる通話プランは快適だったので確定申告時期の通話は大変お世話になった。そのため、私はUQモバイル+スカイプで運用している。
データ通信と超過後の対応。
高速データ通信の追加料金は「1GBあたり275円」で、最大30GBまで対応。
最後にプレスリリースで書かれていない項目を調べたところ、はじめに月間の高速データ通信量を超過した場合は次のように説明されていた。
低速通信になります。(動画やストリーム音楽など高速のデータ通信が必要なものは視聴が困難になります。メール等テキストのやり取りくらいができる程度です。)
具体的な数値をかかないことから128kbpsより遅い可能性もあり、ここが注意点だろう。
過去に何度か日本通信を契約してきたが画像の圧縮などでウェブサイトの閲覧も満足に行えなかったことがあり、MVNOの中でも少し覚悟して検討する事業者という認識がある。
しかし、さすがに高速通信の部分は途切れたり、500Kbps以下まで落ちないと思うので月間6GB以下のユーザーには魅力かもしれない。
なお、データ量の繰越には対応していない。
超過後のデータ通信に大きな不安はあるが、ドコモ音声品質の通話が70分無料で高速データ量6GBが月額1390円というのはプランの数値だけ見ればトップクラスの内容と言えそうだ。
「みんなのプラン」は、モバイル通信サービスに多い「2年縛り、最低利用期間、解約金」といったものは一切ないとしており、はじめの数ヶ月だけ安くすることもないため表示価格が変わらないことも強みとしている。
Source:プレスリリース