Google、折り畳み式Pixelスマホ(Jumbojack)準備中か
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Google Nexus Pixel
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Android 12の次期アップデート「Android 12.1」にGoogleの折り畳みスマートフォン「Jumbojack」(コードネーム)に関する情報が見つかったようだ。
9TO5Googleによれば、同端末は以前マニュアルで存在を確認していたという。
Google初と期待されていた折り畳みスマートフォン「Passport」(コードネーム)は2021年中にリリースすると伝えられていたが、ここにきて第2の端末が浮上した。
Googleが折り畳みスマホに着手する意味
2020年、Googleが折り畳み端末を開発していると最初のリークがあった際に「Passport」というコードネームが伝えられた。
同端末は2021年Q4にリリース予定という続報もある。
そこへ今回、Android 12.1ベータのミッドサイクルリリースに2番目の折り畳み式Pixelスマートフォン(コードネーム:Jumbojack)の存在が確認された。
このJumbojackがテスト端末として使用されている事例は複数あり、発見当初から2021年9月19日に至るまでAndroid 12を実行している唯一の折り畳み端末だという。
具体的な事例としてAndroid APIの「posture」があり、「開いた」「閉じた」「半分開いた」「反転」といったヒンジ開閉のコマンドに登場する。
同メディアによればJumbojackは単なるテスト端末という位置付けだが、Googleは明示的に「PIxel」とも呼んでいるという。しかし、Pixelアプリを見てもJumbojackが登場する兆候は見られない模様。
このJumbojackはアメリカ合衆国のファストフード・チェーン店「ジャック・イン・ザ・ボックス」のチーズバーガーを意味しているようだ。
そして、この名前がGalaxy Z Foldのようなホットドッグスタイルではなく、Galaxy Z Flipのようなハンバーガースタイルの折り畳みデザインかというヒントなのかはわからないと伝えている。
画像:Samsung、画面折り畳み『Galaxy Fold』を9月発売へより
チーズバーガーの開発名で呼んでいるため、上図にあるホットドッグスタイルのGalaxy Foldではないのかもしれない。
いずれにしても最新Android OSの動向からGoogleはタブレットを含め折り畳み端末に対応する取り組みを行なっていることが明らかとなった。
すでにハードウェア側では巻物のようなロール式ディスプレイも登場しており、ヒンジ部分にトラブルを抱える折り畳み式を含めた「開閉式」の時代へと着実に歩みを進めているようだ。
2年後には中国メーカーを中心に「開けばタブレット」になるスマートフォンが発売され、そこから2年後にAppleがFlip Displayといった名称をつけて折り畳みiPhoneをリリースしているかもしれない。
Source:9TO5Google