豆乳メーカー「小さな豆乳工場」購入レビュー、自家製ヨーグルトが簡単に

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はちみつ+豆乳だけで作った自家製ヨーグルト(前回の記事へ)は油断すると作り過ぎてしまうほど日常に馴染んでいる。

そうなると今度は「大豆から豆乳を作る作業の簡素化」へと進む。

書籍やネット情報を調べ、豆乳サブスク向け製品として使われるほど実績のある「小さな豆乳工場」を購入した。この記事では実際に満足できたのか、手作業からの変化や細かい注意点などをレポートしたい。

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「小さな豆乳工場」購入レビュー

実際に使った感想としては非常に満足している。

説明書にある大豆45g前後と水400〜600mlを入れて豆乳モードを開始、これらの作業を含めても30分かからずに完了する。

今まで自分で作っていた豆乳の流れと比べてみよう。

  1. 乾燥大豆を水で戻す。
  2. 大豆をミキサーにかけ生呉を生成
  3. 生呉を鍋にかける。
  4. 生呉の泡を取り除き、攪拌を続ける。
  5. 豆乳の匂い・見た目になったら完成
  6. 晒などで濾して豆乳と生おからの完成。

豆乳メーカーを使うと上記のうち最初と最後の下線部しか作業は不要、なんと2〜5までの工程が自動化されたのだ。

これまで負担に感じていた「鍋の管理」(泡や焦付き対応)がなくなり、さらに格安のUSBジューサーより細かく砕いてくれていた。

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実際に作った豆乳をトマトの空き瓶に入れて保管している。

自家製ヨーグルトが簡単に。

豆乳メーカーの豆乳により次のような工程で「はちみつヨーグルト」が作れるようになった。

  1. 乾燥大豆60gを洗い、水で戻す。(6時間)
  2. 豆乳メーカーへ大豆と水600mlを入れて豆乳モード開始(作業〜完成まで30分)
  3. 冷ました豆乳80mlとハチミツ8mlを殺菌した容器へ入れる。
    (2回目と3回目はハチミツの代わりに初回のヨーグルト8mlを使用)
  4. はちみつ乳酸菌が発酵して固まったら完成(常温12〜16時間)

いかがだろうか、非常に簡単だ。

これで豆腐やヨーグルトになる濃度の豆乳ができている。実際に飲んでみたところ市販の無調整豆乳より少し濃いため10%程度だと思う。

手順「4」の後に1つ当たりのヨーグルト量を増やしたい時は、豆乳を追加して常温6時間ほど待てば完成する。
私の場合はヨーグルト88mlのまま冷蔵庫へ保存、食べるときに豆乳100mlやオートミール、キウイを入れている。(初回分はハチミツ味が強いため糖分の追加は不要)

2回目以降は初回のヨーグルトを種菌として8ml使っている。しかし、ハチミツの甘さがなくなっていくので3回目を限度として、4回目からハチミツで作り直している。

ハチミツも1Lの格安タイプを2種類ほど試したが不純物なしであれば成功率は変わらなかった。
(1回で8mlしか使わないのでハチミツの消費量は少ない)

豆乳メーカーの細かい話、注意点

ここからは実際に豆乳メーカーを使わないとわからない点について書いていく。

具体的には次のようなことを感じた。

  • 洗わずに連続では作れない。焦付きリスク高め。
    (1度で大量に!は諦めて毎回洗おう)
  • サイズと重さが昭和の電気ポット、洗うの大変。水厳禁な箇所も多い。
    (しかし、洗い物自体は手作りより圧倒的に少ない!)
  • 大きいので保管場所に悩む。
  • 説明書にある最大50g超えの60gでも作れたが付属のザルに生おからが溢れる。
    (自分で大きめのセットを用意すれば解決する。)

以上、敢えてマイナス点を挙げたがメリットのほうが大きい。

例えば、豆乳を手作りしていた時の晒(さらし)が不要(豆乳メーカー付属のザルで濾せる)になったので、鍋やキッチンツールを含めて洗い物が大幅に減った。

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上図はブレンダー付きの蓋部分、豆乳が完成した直後に触ると熱くて危険だが、そのままにしていると生おからが取れにくくなるので注意しよう。

また、蓋は単体でも重く取手のパネル部と本体のコンセント部分は防水ではなく「水厳禁」となっているので洗浄の際は気をつけたい。

豆乳メーカー、まとめ。

やはり、なんといっても最大のメリットは「鍋・火の管理が不要」につきる。

目を離した途端に鍋から溢れる泡がコンロへ流れていく様に落胆し、その後の過酷な鍋とコンロの掃除を思えば小さな不満など吹き飛ぶ。

また、それは豆乳の濃さを一定に保てることも意味していて、自家製ヨーグルトで失敗した際の改善点を絞り込みやすく、判断ツールにもなる。

冬のキッチンで換気扇を回して寒さに耐えながら鍋を管理すると思えば、何もせず20分ほど待つだけというのも有り難い。

大量の豆乳は作れないが、企業が使っているような泡に対応した圧力鍋に似た効果を得られる豆乳メーカーは個人消費者にとって心強い存在だ。

乾燥大豆に対応するスピード豆乳を選ぶと豆を砕く音が大きいとレビューにあったが、私は水につけてから通常の豆乳モードで行なっているためか静かだった。

炊飯器などモノを減らし続けた身からすると決して小さくない豆乳メーカーの購入は勇気が必要だった。しかし、買ってよかったと思っている。

ジャムやスープも作れるというので機会があれば試したい。

→今回レビューした製品を購入した楽天の販売ページ

前回の話
2日で完成、ほぼ無限な豆乳ヨーグルトの作り方(大豆とハチミツだけ)

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