Raspberry Pi 4が初の値上げ、半導体不足が影響
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周辺機器 Raspberry Pi
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英ラズベリーパイ財団は現地時間2021年10月20日、世界的な半導体不足の影響により「Raspberry Pi 4」としては初となる値上げに踏み切ることを報告した。
「Raspberry Pi 4」初の値上げ
ラズパイといえば、英ウェールズと愛知県にあるソニーの工場で製造を行なっており、同財団はソニーの協力もあり半導体不足の中でも運転できていると感謝を伝えた。
2020年はパンデミックによる自宅自粛の影響で大幅な需要増となり、今年も更なる増加を期待できたが半導体不足により2021年の生産数は2020年と同じ700万台にとどまっているという。
また、この半導体不足は2022年中も続くと予想。
そして、この度Raspberry Pi 4の2GBモデルを初めて値上げ。その代わりとして1GBモデルを35ドルで復活させる。この1GBモデルは2GBモデルの値下げに伴い販売中止となっていた。
愛知県の日本版ラズパイはXperiaスマートフォンと同じ生産ラインで作られており、高い品質のため仮に値上げしても安価に思えてしまう。
なお、基盤の中央に技適マークが付与されているのがSGMO社(ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズの略)の日本製ラズパイ。
アマゾンで「Raspberry Pi 4」を検索するとキットを除いて在庫切れとなっていた。(Amazon検索結果ページへ)
Source:Raspberry Pi