Adobe Premiere Pro、新たにオフラインの自動文字起こしに対応・高速化ほか
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Adobeが動画編集ソフト「Premiere Pro」の最新版において、新たにオフラインでの自動文字起こしに対応したことがわかった。従来のクラウド経由に比べて3倍の処理速度になったという。
また、音楽トラックの長さをAIが自動調整する機能が正式版として提供された。
Adobe Premiere Proが便利に。
今回のメイン更新は音声をテキストに変換できる「文字起こしの高速化」で、これまでのクラウド処理からオフライン処理に変わったことでApple Silicon(M1)搭載モデルでは3倍高速化、そのほかの最新プロセッサであれば2倍向上したという。
肝心の対応言語は日本語を含めた13言語で利用する際、プリインストールの英語以外は1言語あたり650MB前後の言語パックをダウンロードする必要がある。
また、音楽リミックス機能も正式リリースとなり、映像に合わせてオーディオクリップの長さをAIで自動調整できるようになった。
その他、書き出し性能の向上やCanon EOS R5 C対応、MacBook Proのノッチ対応なども含まれている。
今回の文字起こしと音楽リミックスは、YouTubeなどの短くない動画を制作する際にあれば助かる機能で聞き取りにくい言葉や誤解してしまう言葉を減らし視聴体験を改善する。BGMも自然に聴こえるよう調整できるのであれば編集作業の軽減に繋がりそうだ。
なお、Premiere Proを含めたAdobe全ソフトが利用できるサブスクリプション(12ヶ月分)はアマゾンで65760円(Amazonへ)にて販売されていた。