自動化アプリ「Tasker 6.0 beta」で初心者向け機能「Tasky」追加
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Android アプリ Tasker
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Android向け自動化アプリ「Tasker」の最新ベータ版「Tasker 6.0 beta」で新たに初心者向けの機能「Tasky」が導入された。
Taskerに詳しくない状態でもカード式で簡単に導入、Taskerモードに戻すことで細かな設定も従来通り行えるようになっているという。
Androidに限らず、WindowsやmacOSなどGUI中心のOSでは見やすさの代償として自動化が複雑になりやすいが、Androidにもライトモードが追加されたと注目が集まっている。
Tasker 6.0 beta、初心者向け機能「Tasky」とは。
TaskerでAndroidの操作を自動化しようとすると仕組みの理解や組み立てで挫折することが多いが、新機能「Tasky」によるカード式メニューを導入することでTaskerに関する知識がゼロに等しい状態でも複雑な自動化を組み立てることができるという。
そのため、よくある省電力設定やWiFi設定、音楽再生やスマート家電との連携といった自動化をする際は最初にTaskyでカードを並べ替えて作成、その後でTaskerの通常モードに戻して細かい設定が行えるようだ。
Taskyで使えるカードはTaskerNetで配布されており、ユーザーは好きなシナリオを選んでスマートフォンやタブレットに導入できるようになっている。
このTaskerNetではTasker開発者であるJoao Dias氏が厳選したシナリオが配布され、多くのケースで設定を1〜2つほど変更して個人の望む動作に変えられる模様。
Joao氏によるとTaskyは未だフィードバック収集やバグ修正を中心に行うような段階、記事投稿時点ではTaskerNetにて配布されている特定のプロジェクトだけがTaskyで編集できる状態となっており、その一部は通常のTaskerモードに戻ってカスタマイズする必要があるとのこと。
Taskyは現在Google PlayのTaskerベータ版配布ページで利用可能、そこから開発を支援することができる。
Taskerといえばスマートウォッチで動作する連携アプリ「Tockle」(過去記事へ)など興味深い試みが多く、コンテンツ消費用OSの中で生産性を見出せる貴重な存在となっている。
Source:Google Play / TaskerNET / 過去のTaskerレビュー記事一覧へ