Appleの「iPhone」サブスクは割高か、月額料金リーク
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BloombergのライターがAppleのiPhoneサブスクリプション化に伴うレンタル料金について具体的な金額を掲載、iPhone 13シリーズで35米ドル〜になるという。
この記事では、日本円に換算したサブスク月額料金や米国における単体購入金額との比較、サブスクのメリット・デメリットなどを記録する。
以下、()内は記事投稿時点の日本円換算による円表示。
Appleの「iPhone」サブスク、月額料金は。
Appleは24ヶ月の分割払いを終えると端末を所有できるようになるiPhoneのアップグレードプラグラムを既に展開しているが、今回のサブスクリプションサービスは、いわゆる「レンタルサービス」のため何年支払ってもiPhoneは所有できない契約となる。
そのiPhoneサブスクについて、Bloombergのマーク・ガーマン氏は次のような月額料金になると伝えた。
- iPhone 13:月額35ドル(4,283円)
- iPhone 13 Pro:月額45ドル(5,510円)
- iPhone 13 Pro Max:月額50ドル (6,122円)
上記の月額料金は各モデルの最小構成と思われるが、iPhone 13は829ドル(101,497円)となっていることを踏まえて以下のiPhone 13をサブスクした時の金額と見比べたい。
- iPhone 13を12ヶ月契約=51,396円
- iPhone 13を24ヶ月契約=102,792円
- iPhone 13を36ヶ月契約=154,188円
シンプルに金額だけを比べると24ヶ月以上サブスクするのであれば購入したほうが安くなる計算だが、サブスク契約にはAppleCareやApple Oneが付帯してくるという話もある。
レンタカーは保険オプションを付けずに事故を起こすと借主の負担が大きくなる。それと同じように考えると「スマートフォンの画面が割れる」「よく手元からすり抜ける」というユーザーはAppleCare付帯は救いになるかもしれない。
ちなみに日本におけるAppleCare加入者が受けられるサービス例は次のようになっていた。
- 画面または背面ガラスの損傷:3,700円(税込)
- 過失や事故によるそのほかの損傷:12,900円(税込)
- 盗難または紛失:12,900円(税込)
引用:AppleCare製品
サブスク契約でレンタルした端末に損傷があった場合、どのような金額が請求されるのかはわからないがノートパソコンやタブレットに比べて肌身離さずのスマートフォンに対する保証にも注目が集まりそうだ。
サブスクのメリット・デメリット。
最新iPhoneを発売日に購入してから24ヶ月後にメルカリなどで売却した場合、端末の状態が良ければ半額近くは還ってくるはずなのでサブスクはAppleにとって有利な契約となりそうだ。
また、iPhone 13発表時に一部で囁かれた目新しいアップデートがないことによる買い控え問題もサブスクで強制的に解消できることになる。
サブスク化は、少なくとも3年は買い替えしないというユーザーからも均等に端末費用を獲得できるAppleにとって都合のよい契約のため、通常販売価格を高くするなどしてサブスク中心の販売になる可能性も考えられる。
ユーザー側のメリットは一括10万円を超えるモデルを月額5000円などで割安に入手でき、希望すれば毎年iPhoneを最新モデルに機種変更できることだろう。
Appleは2022年末から2023年中にサブスクリプションを正式発表すると見られている。
Source:phoneArena