FireタブレットはLinuxデスクトップ環境とFire OSでの運用が良い話。
公開日:
:
最終更新日:2022/05/15
Amazon Kindle Fire, Fire HD 10, 製品レビュー
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
昨日届いたFire HD 10 Plusで何ができるのかを調査して、多くのユーザーが簡単かつ長く楽しめる方法を文字通り1日かけて試した。そこへ加えてYouTube用に動画撮影を行ったりしているうち、翌日の午前6時になってしまい動画も公開できなかった。
しかし、それなりに収穫があったのでブログにて少しだけ報告したい。
Fireタブレットはデスクトップ環境とFire OSで。
Mac端末とFireタブレットの関係。
1つめの収穫はMacの話。
Nexus 7と比較していた9年前にKindle Fire タブレットでGoogle Playをインストールする方法というカスタマイズ記事を書いたが、当時はWindows環境だった。
あれから2022年5月となり、今では完全にmacOS環境になっていて何とかMacでもカスタマイズできないかも模索した。
その結果、Fireタブレットとのファイル転送に成功。そのために必要なアプリや接続方法なども今後シェアしていきたい。
Google Playのない世界へ。
2つめはGoogle Playをインストールしないという選択。
Fire OSのアップデートでGoogle Playやホームアプリは定期的にdisableされてしまうが、そもそもGoogle Playをインストールしなくても良い世界線はないのか調べたところ、多くのユーザーが満足できるであろう設定はGoogle Playがなくても行えることがわかった。
それもシェアしていきたい。
UbuntuなどLinuxデスクトップ環境での運用へ
3つめは過去にも試したLinux環境が使いやすいかもしれないという話。
Nova LauncherなどはFireランチャーへと定期的に上書きされてしまいホーム画面が残念という声は9年前から変わっていないようだ。かといって、root取得に近い手法を見つけたとしても次のアップデートで塞がれてしまう。
それならば、そもそもLinuxのGUI環境で好きなことをして、プライムビデオやNetflixを楽しみたい時にホームボタンを押してFire OSに還れば良いのではないかという結論に至った。
もちろん寝ていないナチュラルハイな状態なので、あとで見返したら耳が赤くなるようなことを書いているのかもしれない。
しかし、次のような状態になってから楽しくなってしまったのだ。
このLinxue化する手法は昔から存在するもので目新しいものではない。しかし、RAM4GBを搭載した10.1型1920×1200「ミニPC」としての可能性にばかり気を取られてしまう。
なんといっても、いつでも格安のAndroidタブレットに戻り、プライムビデオやNetflixをドルビーサウンドで楽しめるのだ。
つまり2つのOSを同時起動しているような状態、なんて贅沢な環境だろう。
海外フォーラムではFireタブレットではないが、ほぼ同じような環境でApachやPHP等を動かしてウェブサーバーとして使っているという報告もある。これならWordpressのテスト環境としても使えるはず。
アマゾンは販促用のFireタブレットでGoogle Playによる通常のAndroid端末のような挙動を避けることに注力しているので、斜め横のLinux化は防ぎようがないだろう。
他にもFire HD 10 Plusを購入しようと思ったきっかけとなる試したいこともあるので順次動画とブログを連動させてシェアしていきたい。
(追記)Linux化しました。