次期iPadOS、本格的なマルチウィンドウやマルチタスクを計画か
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Bloombergは現地時間6月3日、Appleが毎年開催しているWorldwide Developers Conference(WWDC)においてiPadOSに大幅な変更を発表する計画があると報じた。
その中には再設計されたマルチタスクインターフェイスやアプリウィンドウの独立とサイズ変更も含まれているという。
次期iPadOSで大きくノートパソコンへ近づく可能性
BloombergはiPadがAppleの年間売り上げの約9%を占めるなど近年、増加傾向にあり、新たにM1チップを搭載するなど強力なプロセッサを搭載したハードも登場し、仕事で使うiPadをユーザーはノートパソコンのようなUIを求めているものの、ソフトウェアが追いついていない状況にあると指摘した。
iPadOS 16ではマルチタスクインターフェイスが再設計され、起動中のアプリを確認したり、タスクの切り替え作業が簡単になるほか、ユーザーはアプリウィンドウのサイズを自由に変更可能、複数のアプリを一度に処理するための新しい手段を提供するとしている。
現行のiPadOS 15ではiPhoneと同じような全画面表示に加えて、2つのアプリを並べて表示できるほか、3番目のアプリとして横からスライドして表示・切り替えできる縮小版を用意しているが、そのインターフェイスが拡張される可能性がある模様。
また、iOS16ではウィジェットを備えた新しいロック画面などの変更を報告、ヘルスアプリを更新し、メッセージアプリに対してオーディオやSNS機能が加えられるほか、常時表示オプションを計画しているようだと伝えている。
Apple Watchについては、ウォッチフェイスやシステムナビゲーション、フィットネストラッキングにアップデートを加えるほか、バッテリー残量が少ないときに切り替える新たな省電力モードを計画しており、このモードでは時計を表示することしかできないとのこと。
Appleは今秋にも4つのiPhoneとアップデートしたiPad Pro、3つのApple Watch、M2チップを搭載した幾つかのMac端末を投入すると噂されており、これらのシステムアップデートは将来のApple製品を知る上で重要だと伝えている。
前回のiPadOS
MacとiPadのキーボードとマウスが共有可能に、対応機種について(macOS12.3 / iPadOS15.4beta)
Source:bloomberg