8型「EGBOK P803」は通話できたか、ドコモMVNOで試す。
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最終更新日:2022/06/28
その他・中華タブレット EGBOK, 製品レビュー
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前回、イオシスが6,980円で販売している「EGBOK P803」でIIJmioのSIMカードを使えることがわかった。
今度は通話テストを行った。
しかし、手持ちの音声通話SIMは1枚しかなく、誰かを巻き込むのも申し訳ない。
・・・といことで以前より実施しなければと思って試せなかったNTT提供の「災害用伝言ダイヤル」(171)を使って次のことを試した。
- 通話アプリから電話番号「171」へ発信できるか
- 通話できるなら伝言は残せるのか(マイク動作、通話チェック)
- 「171」で伝言を受け取れるのか
上記、それぞれの状態について記録していく。
EGBOK P803 での通話、発着信レビュー
IIJmioには5分かけ放題を利用する際に必須となる「みおふぉん」というアプリがある。
このアプリは相手先の電話番号にプレフィクス番号を付与する仕組みのため、今回の災害用伝言ダイヤルなどの3桁番号には繋ぐことはできない。
そもそも171などは通話料無料のため通常の通話アプリさえあれば「みおふぉん」などの通話アプリは不要となる。
幸いなことに「EGBOK P803」はタブレットながらナビバーの上に通話アプリが用意されていた。
この通話アプリについては、「EGBOK P803」がピュアAndroidであればシステム側が標準設定で設置した可能性もあるので安心はできない。
念の為、5分かけ放題「みおふぉん」の通話アプリから「171」へかけたところ、相手先に接続されたのかはわからないが通話できないといったメッセージが流された。
これは当然だろう。
そして、Android標準の通話アプリを使って「171」へ発信した。
災害用伝言ダイヤルは体験できたか。
あらかじめ書いておくとNTT東日本の公式サイトでは「災害用伝言ダイヤル体験利用のご案内」というページが用意され、災害発生に備えて利用方法を事前に覚えてほしい(体験期間あり)と案内している。
リンク:NTT東日本の災害用伝言ダイヤルページへ
日本に限らないが数十年に一度の災害が年に何度も発生している。
土砂災害や水害に巻き込まれて命が危険な状態で「はじめての災害用伝言ダイヤル」はリスクだと思うので体験期間ではないが試させてもらった。
EGBOK P803にプリインストールされていた通話アプリで「171」へかけると録音(1番)、もしくは再生(2番)、パスワード付きといった案内があり、次に電話番号の入力を求められた。
それを終えると30秒の伝言を録音できる状態になる。
とりあえず無事を伝えておいた。
次に再び「171」へ発信、今度は伝言再生の2番を選んだ。
過去の自分から無事を知らせるメッセージが再生された。
これで「EGBOK P803」のマイクから相手に声を届けられていることがわかった。
次に着信を試す。
あの電話番号「111」へ発信すると・・・
今度は相手から電話をかけてきてほしい。
そんな身勝手に気兼ねなく応えてくれるサービスは携帯電話の開通チェックに使われている「111」(無料)だ。
さっそく「EGBOK P803」にプリインストールされていた通話アプリから「111」へかける。
問題なく繋がり、「大丈夫、折り返す!」といったことを伝えられ通話を終了。
すぐに「不明」から着信あり。
拒否せずに受電すると予め用意された定型メッセージが再生されていた。
これで「EGBOK P803」は問題なく発着信できることがわかった。
8インチの予備スマートフォンが誕生した瞬間だ。
この「111」については、なぜか2021年ごろから使えなくなったというブログなどを見かけるが2022年6月27日時点で問題なく動作したことを記録しておく。
次回こそmicroSDカードスロットと内蔵ストレージの読み書き速度を試したり、SDカードを内部メモリとして使えるのかといったことを順次レビューしていきたい。
→今回レビューした製品の在庫状況はイオシス公式または楽天販売ページへ
続き→激安タブ「EGBOK P803」にmicroSDカード128GBは使えるか、ストレージ化レビュー
前回→激安タブレット「EGBOK P803」でIIJmioは使えたか、APN設定やテザリング結果をレビュー