激安タブレット「EGBOK P803」でIIJmioは使えたか、APN設定やテザリング結果をレビュー

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「EGBOK P803」が持つ魅力の1つであるSIMフリー端末の部分をレビューしていきたい。

先に結果を報告するとAPN設定は必要なもののモバイル通信とテザリングは問題なく行えた。

それらの設定方法とIIJmioの低速モードと高速モードの2パターンでGoogleスピードテストを行い通信速度などを記録していく。

「EGBOK P803」で物理SIMカードを試す。

はじめにSIMカードは先日MNPしたばかりの月額640円で月間2GB+5分かけ放題を利用できる契約したIIJmio(ドコモ回線)を使用した。
(関連記事)IIJmioの2GB/かけ放題「月額640円」とLINEMOを料金比較、即スマホ売却時の利益

「EGBOK P803」はデュアルSIMスロット搭載モデル、そのうち1つはMicroSDカードとして使いたいので下図のような場所にSIMカードをインストールした。

電源ONのままSIMスロットの抜き差しを行なっても「EGBOK P803」はOSを終了せず、すぐに通知バーへ「4G」というアイコンを表示させた。

さっそくWiFiをOFFにしてGoogleへアクセスするも繋がらないという表示、そこでAPNを設定することにした。

IIJmioは公式ページでAPNE設定情報を掲載(IIJmioヘルプページへ)しているので、APN名とユーザー名、パスワード、認証タイプを設定して保存したところGoogleのホームページが表示できた。

APN設定を行えば、モバイル通信端末として使えることがわかった。

スピードテストを行う。

せっかくなので「EGBOK P803」の処理性能が通信速度に影響するのかGoogle スピードテストを行った。

iPhone SE 2で行ったスピードテスト結果は下記の記事より確認できる。
LINEMOからIIJmioへ乗り換えた話、MNP時の注意点・制限時のスピードテスト結果

1回目は低速モードで計測、次のような結果になった。

  • 下り:0.27Mbps
  • 上り:0.37Mbps

続いて高速モード(通常モード)にして測った結果。

  • 下り:13.67Mbps
  • 上り:22.5Mbps

大手サブブランドではないMVNO回線なので十分な速度といった印象。

テザリング機能、モバイルルーターとして使えたか。

最後に8インチの携帯しやすい「EGBOK P803」をモバイルルーターとして使えるのか試した。

設定アプリを開き、ネットワークとインターネットを選び、アクセスポイントとテザリングへと進み「WiFiアクセスポイント」を有効にした。

次に手持ちのiPad mini 6のWiFi設定から「EGBOK P803」のアクセスポイント名を選択したところ、下図のように通信することができた。

大抵はスマートフォンでテザリングをすると思うので「EGBOK P803」がモバイルルーターとして活躍する機会はすくないかもしれない。

それでも遠出をする際にスマートフォンで動画を見ながら移動したりするとモバイルバッテリーが必要になったりするので、「EGBOK P803」を動画視聴端末や緊急時のモバイル通信端末として携帯するのも良さそうだ。

次回よりmicroSDカードスロットと内蔵ストレージの読み書き速度を試したり、SDカードを内部メモリとして使えるのかといったことを順次レビューしていきたい。

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続き→8型「EGBOK P803」は通話できたか、ドコモMVNOで試す。
前回→激安タブ「EGBOK P803」の購入レビュー:RAMやYouTube、ベンチマークスコアなど動作チェック編

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