13,599円の超軽量2K/13.3型モバイルモニター「ARZOPA GAMUT MINI」を注文、使い道ほか
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最終更新日:2022/07/27
周辺機器 MacBook Air, ディスプレイ, 製品レビュー
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ここ数日13.3インチM1 MacBook Airのモバイルモニターを探し回り、ようやく「ARZOPA GAMUT MINI」に辿り着いた。
そのモバイルモニターはブログ等でレビューを見かけるブランド「ARZOPA」。
他社の13.3型フルHDと変わらない価格13599円ながら解像度は2K(2560×1600)と高く、重さも356gと軽量、それでいてCNC加工というのだから突撃せずにいられなかった。
当初予定していたmacOSのタッチパネル計画はmacOSアップデートで使えなくなる可能性があること、iPadOS「Sidecar」のように持ち歩けない(有線だから)ことから諦めた。
直前まで「こんなに悩むなら12.9インチiPad Proを16万円で買おうか」くらい追い詰められていたので我ながら良い決断だと思う。
この記事では13.3インチにした理由や主な使い道、同アイテムの強みを記録する。
ARZOPA GAMUT MINIの特徴
13.3インチは小さくないか。
はじめに13.3インチにした理由から。
愛用中の17.3型モバイルモニターは大きくて見やすいものの「MacBook Airと一緒に仕舞えない」ことと、重量900gのためモバイルスタンドが使えずVESAマウントが必要だった。
M1 MacBook Airと一緒に収納したり、携帯できないモニターなのだ。
「ARZOPA GAMUT MINI」の携帯性は、M1 MacBook Airの本体サイズを一緒に見てみるとわかりやすい。
- ARZOPA GAMUT MINI:29.5 x 20 x 0.8cm(Amazonより)
- M1 MacBook Air:30.41 x 21.24 x 0.41~1.61cm(Apple技術仕様より)
上記のとおり、縦横ともにMacBookよりも小さい。
これであれば厚めのスリーブケース等にマルっと仕舞えるだろう。
重量をiPadシリーズと比べる。
次に重量。
デュアルディスプレイ環境を1,646g+USB-Cケーブル1本の重量で携帯可能に。
ノートパソコンとしては重い部類に入るMacBookの弱点をカバーしてくれる素晴らしいアイテムとも言えそうだ。
先月からスタンディングデスクに切り替えていてMacBookは常に画面OFF、入力デバイスとして使っているため私の場合はメインディスプレイとして使うことになる。
その際、13.3インチと画面が小さいことから目の高さまでモニターを持ち上げる必要がある。
それを実現するのにも356gという軽さは対策しやすく、使い勝手が良い。
重量についてはiPad Air 5が461g(WiFIモデル)、iPad mini 6が293g(WiFiモデル)なので13.3インチというサイズながら、その中間の重さとなっている。
すなわち上記タブレットを支えられるスタンドの多くが使えるということ。
先日レビューしたMajextandが気に入っているので、ARZOPA GAMUT MINIを試用して問題がなければ「Majextand M」(Amazonへ)を導入したい。
モバイルモニター導入は「ARZOPA GAMUT MINI」に「Majextand M」を装着、MacBook Airと一緒に仕舞える環境を構築して完成する。
解像度の話。
Mac端末はシステム環境設定の「ディスプレイ」から解像度を変更できるがアプリや設定ファイルを書き換えないと細かな設定ができない。
無理矢理に「ARZOPA GAMUT MINI」の高解像度2K(2560×1600)を発揮しようとすれば手間はかかるし、仮に設定できたとしても13.3インチでは見えにくくなる可能性が高い。
そのため、MacBook Airで設定できる解像度で運用する予定。
なぜ、2Kを選んだのか。
それはFire TV StickやNintendo Switchといった様々な映像を出力できるモバイルモニターの強みを活かせると思ったから。
iPadシリーズはSidecarやHDMIキャプチャを使った強制的な方法くらいしか選択肢がないため、使い道が多く常用できて携帯にも便利な2Kの軽量13.3インチを選んだ。
なお、13.3インチの4Kや14インチの4Kを選ぶと重量が一気に600gを超えてくる。タッチパネル搭載であれば900g前後となるため、バランス的にもARZOPA GAMUT MINIが自分に合っていた。
タッチパネルにしなかった理由。
最初の頃は第一希望であり、必須項目だったタッチパネル。
Fire HD 10 Plusのモバイルモニター化(レビュー記事へ)やiPad mini 6のSidecarを試した結果、macOSの画面をソファやベッドでも操作するなら軽めのiPad Air 5がよく、ブログやブラウジング・動画視聴を長時間するなら12.9インチiPad Proという結論に至った。
しかし、iPad Air 5をメイン画面として長時間使用すると小さくて目や肩が疲れるし、12.9インチiPad Proをソファやベッドで使うには重すぎる。Sidecarでのマウスカーソル操作はApple Pencilが必要、片手で本体を支え続けられる自信もない。
また、先ほど触れた「Majextand M」のようなモバイルスタンド併用を前提としていたことも大きい。
簡単に言えば「タッチするごとにグラグラする」ことが目に見えていた。
これは各デバイスを買わなくても想像だけで十分なストレスを味わうことができる。
そうなると12.9インチiPad Proクラスの画面サイズでタッチ不要、できるだけ軽量なディスプレイが良いと気持ちが変わっていく。
ちなみに「Majextand M」の対応機種について、次のように説明されていた。
※4.7〜10.9インチのスクリーンサイズで500g以下のデバイスに対応しており、スマートフォン背面に縦10.1cm x 横6cmのドッキングシートを貼れるスペースが必要です。
引用:公式サイトより
そのため、12.9インチiPad Pro(第3世代〜第5世代)の650g前後は重量オーバーだが、ブログ等ではスタンドを維持できているとタフさが報告されていた。
しかし、画面に触れようものなら揺れ続けるので、「ARZOPA GAMUT MINI」の356gで非タッチパネルは相性が良いのではないかと期待している。
価格について
最後に書くのも申し訳ないが記事タイトルの13599円、実は単独セールにより20%OFFになった値段だった。
そのため同じ販売ページに掲載されている13.3インチのフルHD版(14820円)より安いという逆転現象が起きている。
単独セールのため終了時期はメーカーのみぞ知るという状況、価格ツールを見る限りプライムデー特価13,599円と同額、過去最安となっていた。
さらに販売期間396日を振り返ると2021年7月の発売から2022年1月くらいまでは27,999円で販売され続けていた製品だったこともわかった。
レビューは713件もあるので不具合や自分の環境に近いレビューも入手できるかもしれない。
明日には届くので、入手次第レビューしていきたい。
→最新の価格やレビュー、紹介動画などはAmazon販売ページへ
続き→格安2K/13.3型モニター「ARZOPA GAMUT MINI」購入レビュー
前回→RAM4GBのFire HD 10 Plusで「AirPlay」は実用的か。