Windows 10でもAndroidアプリが起動可能に、WSAをハック
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Windows Windows 10
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Liliputingが興味深い記事を投稿している。
とあるハッカーがWSAをWindows10にインストール方法を見つけたようだ。
通称WSA(Windows Subsystem for Android)はWindows OSでAndroidアプリを実行できるようMicrosoftが開発した公式オプション。
同社はWindows 11の目玉機能として提供している。
それを2つの方法からWindows 10でも利用できるという。
Windows Subsystem for Android is Hacked
同メディアは冒頭、技術的な難易度は高く、リスクも伴う方法であるためWSAをWindows 10にインストールすることを推奨できないという前置きから入った。
1つめのアプローチは「WAQ Patch」と呼ばれるツール。
Windows 10 22H2以降で動作し、Windows Subsystem for Linuxの有効化、DLL取得、WSAインストーラーのダウンロード等の適用が含まれる。
このツールはオープンソースとなっており、githubで公開されているため誰でもプロジェクトページからソースコードの入手(githubへ)や参加ができる。
最後にコミットされたのは2週間前と活発なプロジェクトと言えそうだ。
2つめはXDAメンバーga11ga11氏による別のアプローチ。
こちらもWSLを有効にした上で、Amazonアプリストアを削除してGoogle Playストアが有効になったWSA Buildsよりroot取得済みのWSAを入手、いくつかのコンポーネントをインストールしてディレクトリの抽出を行うといったモノ。
同メディアは他の代案としてBluestacksやGenymotionといった弊ブログでもレビューしてきた有名なエミュレーションソフトウェアを紹介していた。
Microsoft Surfaceシリーズなどタブレット型PCでAndroidアプリを動かすことでモノの簡素化を実現できるのは理想の1つ。
あとはMicorosoft社にモバイルSoCへの最適化を期待したい。
そうしないと世界初のデスクトップアプリが動作するラップトップ型スマートフォン「MacBook」から乗り換えられない。
Source:Liliputing via github