ピクセラがLTE対応USBドングル「PIX-MT110」販売再開(スペック・対応温度など)

公開日: : 周辺機器 ,

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株式会社ピクセラ(大阪市)は2023年3月3日、世界的な半導体不足の影響で2022年4⽉に販売停止となっていたLTEネットワークでのデータ通信が可能になるUSBドングル「PIX-MT110」を2023年3月より順次販売再開すると発表した。

「PIX-MT110」はdocomo・au・SoftBankのプラチナバンドの他、楽天モバイルや各MVNOにも対応し、ノートパソコンに直接差し込んで使える他、ホームルーターとしても使える。

「PIX-MT110」販売再開へ

無線LANアクセスポイント機能に対応している「PIX-MT110」は、パソコンに繋がなくても、USB電源の供給さえあれば単体で無線LANアクセスポイントとして、ホームルーターの様に利用できるのが特徴。

市販のUSB ACアダプターやモバイルバッテリーなどと併用することで宅内だけでなく野外や車内などのあらゆる場所で、無線LAN対応のアクセスポイントとして、Wi-Fi対応ドライブレコーダーなどの車載機器やタブレットなどからLTE通信を利用できる。

同社は「主な特長」として次の4項目を挙げている。

  1. 充電と場所に縛られない、自由なLTE通信を実現。
  2. docomo・au・SoftBank・楽天モバイル回線に対応。
  3. USB電源の供給で、本製品単体で無線LANアクセスポイントとしても機能し、野外や車内などの光回線を導入できないあらゆる場所にモバイル回線(LTE)を導入できます。
  4. USB接続モードでは、Windows、macOS、Linux、Chrome OSに対応。

一般的な無線LANルーターは光回線や電源確保のため設置場所が限られていることも多いため、省電力なPIX-MT110」は幅広いシーンで使えそうだ。

主な仕様、スペック

「PIX-MT110」の本体サイズは約 93mm(D) x 39mm(W) x 14mm(H)、重量は約42g。

注意すべきポイントは「使用温度範囲」で”温度 : 0~35℃”となっているため真夏の車内に置き忘れると買い直すことになるかもしれない。

SIMスロットは「nanoSIM」(対応SIMカードの動作一覧は製品ページへ)、接続端子はUSB-A(フルサイズUSB)となっている。

WiFiはIEEE 802.11b/g/nで2.4GHz帯しか対応していないので注意、セキュリティはWPA2-PSK(AES)。

LTE速度は下り 最大 150Mbps、上り 最大 50Mbps。

利用できるネットワーク機能は以下のとおり。

  • ポートフォワーディング(最大登録数:15件)
  • DMZホスティング
  • 固定IPの割り当て(最大登録数:8件)
  • MACアドレスフィルタリング(最大登録数:16件)

上記のうちポートフォワーディング/DMZホスティング機能は、固定IPアドレスが付与されたSIMカードが必要。

PIX-MT110の価格

PIX-MT110はアマゾンで販売を再開しており、43件のレビューも投稿されている。

価格は16800円、販売元と出荷元はピクセラ。

→最新の在庫状況はAmazon販売ページ

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