15.8型モバイルモニター「InnoView ‎PM406」開封レビュー

15.8型InnoView ‎PM406のレビュー

InnoViewのパッケージは透明フィルムで包まれていて、それを外して蓋を開けると下図のようになっていた。

紙類は保証書とユーザーガイド、大きな紙のクイックガイドが入っていた。

上図中央にあるクイックガイドにはVESAプレートの設置方法やパソコンやモバイルデバイス、ゲーム機との具体的な接続例が掲載されていた。

例として一部のスマートフォンやMacBookは一般的なモバイルモニターと同じようにUSB-Cケーブル1本で映像と給電が可能。

HDMIポートでの映像出力は別途、付属のUSB-C給電が必要となっている。

上図のユーザーガイドにはスタンドカバーの使い方をイラストでわかりやすく説明している。

付属のスタンドカバーはしっかりした厚みの製品の反面、イラストにある通りの組み立て・マグネット吸着をしないと自立しないためレビューやQ&Aで話題となっている。

モバイルモニター本体の下段には同梱品が収納されていた。

この同梱品で注目すべきはUSB充電器。

USB-Aポートとなっているが、Qualcomm Quick Charge 3.0をサポート。

その出力は5V/3Aのため、普通にスマートフォンやタブレットの充電器としても使えてしまうUSB充電器となっている。

モバイルモニター本体をチェック

モバイルモニター本体はスタンドカバーに包まれた状態で入っていた。

カバーは厚みがあるほか、モニター全体を覆う設計のためバッグ等に入れて持ち運ぶ際は袋などは不要というのが強み。

背面を見るとVESAネジが2つ配置されている。

大画面のモニターでは支え切れないが15.8インチのモバイルモニターならではのネジ配置となっている。

インターフェイスを見ると、miniHDMI、USB-Cx2ポートとなっている。

他のモバイルモニターにもUSB-Cが2ポートあることは多いが、どちらか1つは給電専用というのが定番。

ところが上図のように「Full Function」ということで給電と映像転送を2ポートいずれも担当できるのが強みとなりそうだ。

反対側のポートにはイヤホンジャックと設定用ダイヤル、電源ボタンが用意されていた。

底面部分にゴム足とスピーカーホールが2つ設けられているので、状況に応じて使い分けが可能となっている。

ディスプレイ面を見ると、ベゼル幅は3辺が細く底面側に厚みがある構造。

ノングレア、アンチグレアコーティングという記載があるとおり反射が抑えられている印象を受ける。

カバーを取り付けて、ユーザーガイドの指示に従いスタンド化した状態を撮影。

スタンド時の角度は2段階で行えるよう窪みが設けられている。

先日13.3インチMacBook Air (M1)用に購入した13.3インチのモバイルモニターと並べて撮影。

13.3インチと15.8インチ、同じフルHD解像度でも見やすさは大きく異なるため3D CAD用モニターとして使う際は15.8インチは必要だと思った。

実際に使った感想。

簡易的にモニターを設置した状態が下図のとおり。

モバイルモニターの上段はMacBook Airで使用している17インチのモバイルモニター、下段が今回の15.8インチ「InnoView ‎PM406」。

3D CAD用に購入したミニPCのためminiHDMI接続となっており、「InnoView ‎PM406」には別途USB-Cで電源供給をしている。

上図の配線が凄まじいことになっているが、別途U字やL字のUSB変換アダプタを使うことで見た目をシンプルにできる。

13.3インチで3D CAD用PCを操作していたが、15.8インチにしたところ一気に見やすくなった。

モバイルモニターとして必要最低限のサイズは13.3インチからというのは変わらないが、やはり15インチから17インチのサイズが使いやすい。

3DプリンターでVESAマウント用のプレートを印刷している海外ユーザーも見かけるので2つのモバイルモニターと配線ケーブルを上手くまとめられる3Dモデルを作るのも良さそうだ。

Amazonレビューは2768件と豊富なので具体的な使用例などを確認可能、スタンドカバーの使い方も動画で解説されている。

「InnoView ‎PM406」価格22999円のところ、9％OFFの20999円にて販売中。さらに2023年3月7日時点で5000円OFFクーポンが配布されており、最終価格は15999円にて購入できる状態となっていた。

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