Microsoftブランドのマウス/キーボード等が終了へ、Surfaceブランドに注力
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
Microsoftが展開しているMicrosoftブランドのマウスおよびキーボード、ウェブカメラの製造を終了し、今後はSurfaceブランドへ注力することが報じられた。
同社は1983年よりマウスを発売していたがMicrosoftブランドのハードウェアは役目を終えようとしている。
MicrosoftブランドのPC周辺機器が販売終了へ
TheVergeは現地時間2023年4月28日、Microsoft シニア コミュニケーション マネージャーDan Laycockが出した同メディアへの声明を次のように伝えた。
- Microsoft ブランドのPCアクセサリは供給が続く限り販売(在庫限りで終了)
- 今後はSurfaceブランドのPCアクセサリを販売
この声明は日本経済新聞(Nikkei ASIA)が報じた「Surfaceブランドのスタンドアローン受けキーボードが製造終了」という記事について同メディアが取材した回答とのこと。
そのため、Microsoftブランドが終了してSurfaceブランドのマウスやキーボードが販売されていくことになる。
ここで問題となるのがMicrosoftブランドのPCアクセサリが低価格で高品質で、Surfaceブランドはプレミア価格だったことだが、それについては不明とした。
Microsoft Ergonomic Keyboardは59.99ドルで販売されていたが、Surfaceのエルゴノミクスキーボードは129ドルと2倍以上の価格差。
その価格だけでなく、高く評価されているMicrosoft製エルゴノミクスキーボードがなくなる可能性も懸念されている。
その他、Surfaceブランドで販売されていない製品についても言及。
例えば、Surfaceブランドの個人向けウェブカメラは未発売で法人向けの799.99ドルという高額なSurfaceカメラが該当するのか、またはMicrosoftブランドで販売されていた69.99ドルのMicrosoft Modern Webcamのような製品が新たに発売されるのかもわからないとしている。
これらについて回答は得られなかったとしている。
MicrosoftはPCアクセサリに携わる従業員を1万人規模で削減すると発表したほか、PC市場で苦戦しており直近の第三四半期のレポートで前年比30%減少したことが報告されている。
Source : TheVerge