ワンランク上の8型タブレット2選、RAM4G/フルHD以上でスペック比較
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その他・中華タブレット スペック比較
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前回の8インチ格安タブレット比較を行ったが、今回は趣向を変えて実用的なスペックを備えた次の基準を満たす製品で比較したい。
- RAM:4GB以上
- ROM:64GB以上
- 解像度:1920×1200以上
- GPS:あり
上記で絞り込むと対象タブレットの数は大幅に減るため2選とした。
ワンランク上の8型タブレット2選
はじめに前回の「格安タブレット」を振り返りたい。
前回は中華パッドらしい値段を重視したスペック比較だったため、カーナビ専用やラズパイ専用といった使い方を試行錯誤して楽しむ玄人向けだったように思う。
今回はAndroidタブレットでブラウジングをしたい、オフィスツール+Bluetoothキーボードでメモを書きたいといった一般用途のユーザー向けタブレットのスペック比較となる。
ちなみに「ゲーム」に関しては何をしたいのかを決めてから仕様を重視して選んだほうが良いと思う。
1機種目:UAUU P30
前回の格安タブレット比較でも登場したUAUUが再び登場。
記事冒頭に挙げた基本スペックとは少しだけ異なっていて、画面サイズが8.4インチ(解像度2560×1600)で2.5Kを謳うWiFiモデル(GPSあり)。
バッテリー5,100mAhでUSB-Cは急速PD充電18Wに対応している。
SoCはFire HD 10と同じ「MediaTek MT8183」を搭載。
カメラは背面13MP/前面8MPと高め。
その他、イヤホンジャック搭載、デュアルスピーカー、FMラジオ(65MHz〜108MHz)対応、ワイヤレス投影に対応、Google Play対応。
上図にはハッキリとRAM4GBと印字されていて、その背面部分はガラスシェルと説明されているが後述のレビューでは「仕様が違う」という声もあった。
他にも不安を覚える点を挙げるならば、Amazon販売名には「WiFiモデル」とあるものの、レビューには「SIMカードが使える」という声がチラホラ。
実際にAmazon販売ページ後半のパッケージ内容を紹介する画像では「SIM/SDカードスロット」と紹介されている。
2023年5月のレビューには「RAM3GBなので〜」というコメントがあり、レビュアーの誤字なのかメーカーが雑なのか購入するか販売者に質問しない限りわからない。
UAUU P30は価格21,800円、そこへ7000円OFFクーポンにより14,800円にて購入可能。別途Amazonが実施しているダブルポイントも獲得できるようだ。
Amazon販売ページの紹介ビデオには「WiFiモデル」「RAM4GB」として動画が制作されていた。
→最新の価格や紹介ビデオ、レビュー21件の詳細はAmazon販売ページへ
2機種目:アイリスオーヤマ「LUCA TM082M4N1-B」
日本パッドからは「LUCA TM082M4N1-B」がラインナップ。
記事冒頭の基本スペックに加えて、日本語サポートやmicroSD Class10 512GBまで(UHS-II非対応)対応している。
SoCはMediaTek MT6762(8コア)、重量は374gと軽く、厚み8.7mmを強みとして紹介している。
上図の筐体を見る限り縦向きを基本としたデザインとなっており、ベゼルは長辺が細く、レビューでも製品画像と同じ印象を受けた。
レビューは494件と多いが、LUCAシリーズの10インチと15.6インチも同じ販売ページにしていることが理由。
「LUCA TM082M4N1-B」はマーケットプレイス価格32,801円のところ、16%OFF=27,400円(Amazonへ)となっていた。
保護フィルムなどの種類も選べるほどあるため、無難な選択肢と言えそうだ。
ワンランク上の8型タブレットを探した感想。
やはり8インチは「RAM3GBで1920×1200」もしくは「RAM4GBで1280×800」のどちらかを犠牲にしたモデルが多く、そうなると前回の記事「8インチ格安タブレット比較」が答えとなる。
諦めずに「RAM4GB+1920×1200」を求めると10.1インチばかりがヒット。
そのスペックを中華パッドに求める場合は、追加記事「【価格重視】GPS搭載10インチAndroidタブレット5選、スペック比較(2023年6月版)」のほうが見つけやすい。
なお、ハイスペックながら破格という謎ブランド「KOEB」から7インチ版と8インチ版のタブレットもあったが、7インチのレビュー(Amazonへ)を見ると危険そうなので記事でスペックを取り上げないことにした。
以上のことから「RAM4G+1920x1200xGPS対応」を求めると前述の2機種から選ぶことになりそうだ。
純粋な8インチはアイリスオーヤマの1機種のみ、8.4インチ中華パッドでよければUAUUとなる。
あとは繰り返しになるが、GPS搭載8インチでは「RAM3GBで1920×1200」もしくは「RAM4GBで1280×800」のどちらかに妥協すればタブレットの選択肢は一気に増えるという結論となった。
(UPDATE2023/06/13)
日本未発売ながら魅力的な8インチAndroidタブレットを紹介いただいた。
→8インチの最適解か、「Alldocube iPlay 50 Mini」のスペック・価格ほか