現代風「二月堂机」というオークヴィレッジの文机を注文した話。
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結構な速度で改悪が進んでいく楽天スーパーSALEで文机(ふづくえ)を注文した。
これまで長いことスタンディングデスクと称してペンシル棚にMacBookを置いて作業していたが、シリーズで揃えていたアンティーク家具も全て手放すことにした。
かといって、モノ書きや食事にテーブルがないと不便。
はじめはローテーブルや”ちゃぶ台”、アウトドア用の折りたたみテーブルで十分とさえ思っていた。
しかし、ふと「二月堂机」というワードを目にして調査開始、シンプルに暮らしたい自分の生活スタイルに合うことや子ども時代の思い出まで甦って購入へと至った。
現代風「二月堂机」という文机。
二月堂机は正式名称を「二月堂食堂机」(にがつどうじきどうずくえ)という所謂お坊さんの机。
これ一台で食事や写経、複数台を持ち寄れば寺子屋や団欒に儀式などにも使える万能な机だ。
私にとっては子どもの頃に母の実家へ帰省した際よく見かけた供物などが似合う机というイメージ。
リアルな二月堂机は和風モダンというか、主張が強いため設置場所を選ばないと浮いてしまう。
しかし、今回オーダーしたオークヴィレッジ製の文机(社内では”折りたたみ小机”と呼んでいる模様)は和室だけでなく洋室にも合うデザイン、それどころか映画のワンシーンに登場しても良いくらいの雰囲気を纏っている。
もちろん突板で中身はMDF!なんてことはなく、国産クリ材を中心にナラ材を組み合わせるといった無垢材を贅沢に使用した完成品が届く。
ーーーーちなみに倹約家(ケチ)な私は国産ナラ材を使って文机のDIYを検討したがネット注文できる木材店では天板だけで2万円ほどしたので職人+デザイン+塗装+送料など込みで破格と判断して注文したという経緯がある。
その本体サイズは幅90×奥行45×高さ33cm(たたむと8cm)。
カラーは色を追加しないナチュラルを選択した。
ちなみに楽天ではなくオークヴィレッジ公式ストア(OAK VILLAGE.へ)では数量限定の国産サクラ材バージョンがあるので入学祝いや合格祝いなどサクラサク季節に贈ってはいかがだろうか。
デスクから文机へ。
今まではギギリビングのチーク材100%の無垢材デスク(下図、詳細は楽天販売ページへ)を使っていた。
完成品で届き、ガタつきはなく文字を書く時も安定、引き出しも日用品を入れておけて便利、なにより雰囲気が良かった。
しかし、当然ながら上図のような洋風なデスクは全て椅子が必要だ。
とても素敵なデスクだったが、モノを減らしたい私にとって少しずつ違和感が募っていく、いつしかデスクの上は”モノを置くスペース”になってしまった。
”将来は子どもに”とも思っていたが親のエゴと思い直した。
仮に贈るとしても今回オーダーした文机のような折りたたみできて邪魔にならず、和洋に対応する製品が適しているようにも思う。
寝袋+マットに合う文机
上図の洋風デスクから文机に変えたいと思った理由の1つに寝袋がある。
キャンプマットの上に文机を橋渡しすれば、寝袋に入ったままモノ書きやらブラウジング、ROG AllyやSwitchでゲームなどが楽しめる。
もう1つ、小学4年生のころに布団に寝転びながらギリシャ神話と宇宙戦争を混ぜた小説を書いていたのだが、当時を思い出してワクワクしてしまったのだ。
物置と化してしまった洋風デスクと同じデザインが施されたペンシル棚とナイトテーブルの3つを手放して、地べたに座る文机を選択した。
食事もPC作業も全て文机で行う。
夜中にアイデアが降ってきて飛び起きた時、サッと準備が整う文机は良い結果を残してくれると期待している。
もし余裕があれば上図にチラリと映っている座椅子で無垢材の完成品、かつ折りたためるタイプがあれば入手したい。
まぁ、座布団かキャンプマットでも十分なのだけれども。
ギギリビングの洋風デスクは一生物と覚悟を決めて購入したが、いくらデザインが刺さっても生活スタイルと合致していないと残念な結果になることがわかった。
これは洋服あるあるで、靴や上着など単品が素晴らしいと購入して連れ帰っても自宅待機の服と合わなければクローゼットの番人になるという話に近い。
子ども時代に便利だったローテーブルであり、シンプル生活を送りたい心境にも合い、年老いても使えて、孫も使えるであろう文机を最適解と信じて到着を待ちたい。
→今回オーダーした文机のレビュー21件や価格はオークヴィレッジ楽天販売ページ(またはAmazon販売ページ)へ
この話には続きがあります。
→オークヴィレッジ「文机」購入レビュー、椅子なし生活へ