電動自転車のバッテリー爆発か、ホテルで充電中に
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日本では電動アシスト自転車のほかに自転車型の電動バイクや電動キックボードが増えているが、安価な製品を買う際は注意した方がよいかもしれない。
オーストラリアのシドニーにあるホテルの一室で電動自転車に積むリチウムイオン電池が爆発、その様子がSNSで公開された。
着脱式バッテリー製品に潜む危険。
現地報道によればシドニーのホステルを借りていたバックパッカー2名が部屋で電動自転車の着脱式バッテリー(リチウムイオン電池)を充電していたところ爆発したという。
SNSで公開された防犯カメラには1名は廊下から退避し、もう1人は炎に巻き込まれながら室外へ脱出する様子が映っている。
この爆発事故で1名が負傷、70名以上が避難する騒動となった。
消化にあたったニューサウスウェールズ州消防救助隊は、その動画を公開したうえでバッテリーの安全性に関するURLを紹介、注意を促している。
Two backpackers made a lucky escape from a Lithium-ion battery fireball at a hostel in Darlinghurst, Sydney this morning. It's believed an e-bike exploded. Learn about battery safety here: https://t.co/vWejAIwUNu pic.twitter.com/zJGf184KuS
— Fire and Rescue NSW (@FRNSW) October 4, 2023
上記URLでは「就寝時に充電しないこと」「満タンになったら充電器から取り外すこと」といった基本的な項目からはじまっている。
スマートフォンを充電したまま入浴して毎年何人もの人が亡くなっているが、他にも布団やこたつなどの上で充電するといった危険行為から発火させることもある。
最近ではポータブル冷蔵庫や電動キックボード、電動バイクといった大容量で高出力な着脱式バッテリーを扱う製品が増えている。
さらに価格競争のためノーブランド品も増えつつあり、無資格で取り扱える電池の脅威は身近なものとなった。
年末の乾燥する時期、近所で格安のポータブル冷蔵庫を購入したユーザーが充電するとバッテリーが爆発、近隣の木造アパートや民家を巻き込んだ火災に・・・といったことが身近に潜んでいるのかもしれない。
Source : Twitter.com