Pixel 7aを6ヶ月ほど使った感想、酷評編

公開日: : Google Nexus , ,

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2023年3月にPixel 6aを購入して、翌々月にPixel 7aを購入という寄り道をしたこともあって、Pixel Aシリーズとの付き合い方というのは把握できたと思う。

この記事では2023年11月20日の時点に感じたPixel 7aの困ったところを中心にあげていく。

もちろんPixel 7aは気に入っていて、よい点も多い。それについては過去記事に記録しているので、今回は酷評というかマイナス面を記録していく。

Pixel 7aを6ヶ月ほど使った感想

指紋認証できてなかった件

まず1つ目は「指紋認証」だ。

Pixel 7aの画面を点灯させるとき、大抵は自分の顔へ向けていることが多いので画面ロック解除は指紋認証で成功していると思っていた。

3割くらいの確率で指紋認証が通らないなと思っていたら、そもそも顔認証だけで画面ロックが解除されていたことに気付く。

そこから意識的にフロントカメラを天井へ向けてから、指紋認証を試すようにしたところ、結構な確率で失敗することがわかった。

これについては個体差や私の指の指紋が異常とか、指が汚れているといった話もあるのかもしれない。しかし、他のスマートフォンやMacBookやROG ALLYなどのパーソナルコンピューターの指紋センサーで失敗は滅多にないという事実もある。

そういったことから、不満の1つ目として「指紋認証」をあげた。

バッテリー消費が早かった話

2つ目は「バッテリー」の話。

手持ちのiPhone 12 miniや控えのiPhone SE 2のバッテリーも弱々で困っていたが、Pixel 7aに関しては少し困った動きを見せている。

これも個体差なのかもしれないが、フル充電して半日も放置しておくと49%あたりまでなくなっていて、夜には30%前後となり、そこから微妙に長くバッテリーが維持されていく。

これはGoogle・・・というかAndroid OSのバッテリーセーバー特有なのかわからないが、使った分だけバッテリー消費が激しくなる他のデバイスと動きが異なって厄介だ。

ちなみにスーパーバッテリーセーバーは「常に使用する」を選択しており、バックグラウンドアプリもシステムアプリを除いてアンインストールもしくは無効化した。

私の場合はPixelシリーズをコンデジとして捉えているので諦めはついているが、iPhone 12 miniを卒業してPixel 7aをメインスマートフォンにしようとしていた気持ちを折る程度のインパクトはあったと記憶している。

動画視聴とサイズ、重量の話

私はiPhone 12 miniやiPhone SE 2を持っているくらいだから、携帯電話にはコンパクトさを求めている。

Pixel 7aを使っていて思うのは、それなりに画面が大きいこともあって持ちづらくて微妙に重いこと。

たとえば何気なくスマートフォンを持ち上げる時に”端を持つ”ことがあり、そのときにiPhone 12 mini / iPhone SE 2であれば難なく持ち上がるものの、Pixel 7aは指の位置が悪ければ重さに耐えられない時がある。

また、ジョギングをするにも小さなポケットへ入らないといったことが多く、iPhone 12 miniを使い続けている原因にもなっている。

Pixel 8で小型軽量化を実現しているが、「おぉ、それなら買い換えよう!」というほどまでに小さく軽くなったわけではないのも残念だ。

画面が大きめなのに動画視聴が残念

これはAmazonプライムビデオに限った話なのかわからないが、iPhone 12 miniより少なくとも二回りは大きいPixel 7aだが、2機種の映像サイズは変わらない。

実際に映像を再生して、その長さをメジャーで計測したところ次のような結果となった。

  • iPhone 12 miniは横幅10.2cm、高さ6cm
  • Pixel 7aは横幅11.5cm、高さ6.5cm

次に2機種の本体サイズと重量をチェック。

  • iPhone 12 mini = 64.2 x 131.5 x 7.4 mm:重量: 133 g
  • Pixel 7a = 72.9 × 152 × 9mm で、重さは約193.5g

ご覧のとおり縦横に厚み、重量ともに圧倒的な大きさと重さを持ちながら、映像サイズは幅7ミリ、高さ5ミリしか大きくならないのだ。

映像作品の比率によっては恩恵を得られるかもしれないが、大抵の作品は上記のように大きく重い筐体を再生デバイスとして活かせていない。

こうなると動画視聴も映像サイズが大きく変わらず、軽くて持ちやすいiPhoneでいいよね、となってしまう。

Pixelスマートフォンの価値

酷評編というタイトルなので、そのまま終了してもよかった。

しかし、Pixel 7aの気に入っている点も挙げておきたい。

それは前述しているとおりカメラ性能。

具体的にはJPEG加工を気に入っていること、撮影後の編集範囲の広さ、簡単なツール、完成度の高さといった撮影〜編集までを単体でこなせるコンデジとして気に入っている。

カメラメーカーのコンデジで撮影後に「映像の一部をなかったこと」にするといった高度な編集機能を備えた製品を私は知らない。

大抵はAdobeなどに放り込んで加工するか、カメラ本体の簡易エフェクトを適用するといった程度だったと思う。

PixelスマートフォンはiPhoneを追いかけるのではなく、コンデジ界隈を蹂躙しようとしているのではないかと思っているくらいだ。

そういった話は過去記事「Pixel 7aで高級コンデジを手放した話、理由はピクセルビニング。」に譲るとして酷評編を終わりにさせていただく。

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