ペン内蔵/590g/10.1型2in1パソコン「dynabook K2」発売、スペック表・価格
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Dynabook株式会社は2024年2月16日、堅牢性と使いやすさをさらに高めた1台でタブレットとしてもPCとしても使える2in1デタッチャブルPC「dynabook K2」を同日付で発売した。
スタイラスペンを本体に内蔵し、MIL規格準拠する2in1スタイルのWindows端末となっている。
「dynabook K2」のスペック表・価格
はじめにDynabook社のプレスリリース冒頭にある「おすすめポイント」を掲載する。
新商品はデタッチャブルタイプを採用しており、キーボードドックからタブレット本体を取りはずせば、コンパクトサイズの10.1型タブレットとして使用することができます。タブレット本体は約590g注1と軽量で、気軽に持ち運べます。また、筐体の外周には、滑りにくく耐衝撃性に優れた熱可塑性ポリウレタンを新たに採用したほか、自社品質試験やアメリカ国防総省制定のMIL規格に準拠したテストを実施予定注2で、より堅牢性注3を高めました。気軽にさまざまな場所へ持ち運び、安心してご使用いただけるモビリティ性と堅牢性を兼ね備えています。
新商品は、映り込みが少ないノングレアで、見やすいタッチパネル付きの高精細WXGAの液晶を搭載。また、細部まで思いどおりに表現できる充電式アクティブ静電ペンを付属しており、ペンを使った手書き入力作業などの効率を向上させることができます。ペンはキーボードドックに設けたペン収納スロットに収納でき、ペンの紛失を防ぎます。さらにスペースを広く使える自立型デザインやタブレット側に集約した充実のインターフェースなど、さまざまな面から使いやすさを追求しており、お子様の学習用PCとしても、大人のセカンドPCとしても活用することができます。
引用:Dynabook プレスリリース
次にプレスリリースと製品ページから得た情報からスペックを記載していく。
「dynabook K2」の仕様・スペック
価格は直販サイトの非ログイン時に表示された価格。名の知れたメーカーとしては割安に感じた。
OSはWindows 11 ProにOffice付き。ディスプレイは10.1インチで解像度は1280×800と低い。タッチパネルとなっていて、さらに本体内蔵のスタイラスペンにも対応する。残念なことにペンは別途ケーブルによる有線充電とのこと。ここは本体収納時に自動で充電してほかった。
ペンについて「筆圧に応じて文字の太さが変わる筆圧感知機能は、本機能に対応したソフトウェアが必要です。」と記載があったものの「筆圧4096」といった記述はプレスリリースや製品仕様書・製品ページでは見つからなかった。
CPUはセレロンN4500、メモリは8GB、ストレージは256GB+外部メモリmicroSDという構成。
セレロンであり、低解像度と内部ストレージの少なさからオンラインサービスの利用がメインとなりそうだ。
インターフェイスはUSBポートが3つある。1つはType-A 3.2、残り2つがType-C3.2で映像出力に対応している。外部出力時に4K対応などはあり得るのではと注意書きなどを見て回ったが具体的な数字はみつからなかった。
ステレオスピーカーとデュアルマイクに対応しているのでWEB会議やビデオ通話に使えそうだ。
キーボード部とは金属端子で接続する。
WIFIが802.111ax対応となっているのでローカル環境におけるクライアント接続に問題はなさそう。
タフネス筐体としては軽量な重量は590g(キーボードを繋ぐと1kg)。ただ製品ページには次のように書かれている。
「アメリカ国防総省制定「MIL規格」に準拠した過酷な耐久テストを実施予定」
うーん、予定なのか・・・購入者は予定が覆されることを踏まえて手に取ったほうがよいだろう。ちなみに防塵防水性能については防塵は高いレベルで対応しており、防水についてはDynabook社の品質試験にある「防滴試験」に耐えた模様。
非常に似た製品である富士通のArrows TabパソコンはIP68を謳っているので水中へ沈められるが、「dynabook K2」を防滴レベルなので注意したい。
「dynabook K2」の価格・発売日
「dynabook K2」は発売日が2024年2月16日、すでに直販サイトでゲスト価格76,780円(送料込み)にて販売されている。
出荷状況は即納モデルのため、午前中までの注文で最短翌営業日出荷(土日祝日及び出荷休止日を除く)というスケジュール。
リンク:プレスリリース