Evernote、有料向け14機能の無償化を発表、現在の月額料金と人気の乗換先

公開日: : その他

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オンラインメモサービス「Evernote」は現地時間2024年2月14日、有料プランから14の人気機能を無料ユーザーにも開放すると発表した。

利用条件はEvernote Version 10.76以降に更新していること。

Evernoteが有料機能を一部開放

Evernoteと言えば2023年2月に従業員の大量解雇を行い、2023年11月にはリークどおり、ノート数を最大10万冊から50冊などへ大幅な制限を行ってきた。(関連記事へ)

SNSで「Evernote」と検索すれば「改悪」「移行先」といった話題が多い(2024/02/16時点)印象。

人気の乗り換え先については後述するとして、Evernote各プランの月額料金と、どのプランで提供されていた機能が開放されたのか見ていきたい。

◇◆◇

現在のプランは次のようになっている。

  • FREE:0円
  • Personal:月額775円/年額9300円
  • PROFESSIONAL:月額1033.33円/年額12,400円
  • TEAMS:月額1750円/年額21,000円

そんなEvernoteが復活すべく打ち出した14の機能開放。

はじめにエディタ機能。

  • ノート履歴と復元(旧プラン:Personalの機能)
  • オフラインノートとノートブック(Personal)

次に添付ファイルの機能。

  • PDFと画像の注釈機能(Personal)
  • PDFエクスポート(Professional)
  • 名刺スキャン(Professional)
  • スプレッドシートプレビュー(Professional)

続いて検索機能。

  • ブール検索(Professional)
  • 位置情報検索(Professional)
  • ドキュメント&画像検索(Professional)

メール機能も開放。

  • ノートのメール送信・メールアドレスの紐付け(Personal)
  • メールでノートをシェア(Personal)

最後にカスタマイズ機能の開放。

  • キーボード・ショートカットのカスタマイズ(Personal)
  • 作成ボタンのカスタマイズ(Personal)
  • カスタムテンプレート(Personal)

Evernoteは上記14の機能を開放したことを紹介したうえで、年額9300円の有料プラン「Personal」が魅力的であることを伝えた。

具体的には無料アカウントが引き続きノート50個、ノートブック1冊に制限されているのに対して、ノート10万個、ノートブック1,000冊になること。ノートサイズもFREE=25MB制限から最大200MBになることなどをあげている。

EverNoteから人気の乗り換え先

メモサービスなのにメモ数を制限してしまっては元も子もないと思う。Googleが検索回数に1日上限を付け加えるような・・・。

移行先として人気のサービスを見てみると。

まず、新海誠監督がEvernoteから乗り換えたことで注目された「UpNote」が挙げられる。メモアプリ同士ということで乗り換え候補になりやすいのだろう。

次に日本法人お設立後は東京都内でも広告を見かける「Notion」。誤解を恐れずにいうなら雑多なOfficeツールを1つで完結できる総合ツール。ドキュメント管理や表計算、ファイル管理にタスク管理といったツールを1つで完結できる。

続いてオープンソースで全機能が無料の「Joplin」。こちらはオフラインを重視したメモリアプリで全てローカル保存され、他のデバイスとはOneDriveなどのクラウド経由で同期するスタイル。

他にはMicrosoftの無料ノート「OneNote」がある。手書き入力が行えるので手書きペン対応ノートパソコンでは重宝している。

他にもiOS/iPadOS/macOSとも連携しやすいGoogle Keepを推す声もある。

Source : Evernote

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