Motorolaが手首に巻けるスマホを披露 #MWC2024
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Motorolaはスペイン・バルセロナで開催されているモバイルデイバスの見本市「MWC2024」において、手首に巻けるスマートフォンのようなコンセプトデバイスを披露した。
同デバイスは3ヶ月前にYouTubeでも公開されていたが、MWCで実際に記者が触れられる状態にまで仕上がっているようだ。
Motorolaのフレキシブル端末を披露
かつてNokiaやLenovoが似た製品をコンセプトとして公開し、最近ではCESにて「Royole FlexPai」が披露され話題を集めたことも記憶に新しい。それもあって今回Motorolaが披露した手首に巻きつけたスマートフォンのようなデバイスに関してプレゼンテーションに既視感を覚えた海外メディアも多いようだ。
当時「Royole FlexPai」には致命的な欠陥があり、コンセプト端末のまま終わってしまった。
しかし、Motorolaは既に「Motorola Razr」や「Motorola Razr Plus」といった折りたたみディスプレイ搭載デバイスを世に送り出している。
そんな同社が「Motorola Adaptive Display」と呼ぶデバイスを発表したことに意味があるのかもしれない。名前に「ディスプレイ」と書かれているがカメラアプリやYouTubeアプリなどがありカスタムかもしれないがAndroid OSベースが動作しているため、スマートフォンとして機能するだろう。
その背面パネルは柔らかい素材で作られ、デバイスを「装着」することを強く意識している。
腕時計のような形の磁気ブレスレットを付けることで安全に「Motorola Adaptive Display」を手首に巻けるという。
上記の動画を投稿したAndroid Authorityによればコンセプトながら記者たちは楽しんでいたと伝えた。
その中でも折り曲げた状態でテーブルにおいて、対戦ゲームをプレイするという使い方も紹介している。
また、YouTubeアプリを起動して手首に巻いたまま動画視聴を楽しむ様子を伝えた。
「Motorola Adaptive Display」はコンセプトのため市場に出回ることがない。同社は他にも巻き物タイプ(ロールディスプレイ)なども披露しており、それら技術が今後のフォルダブルデバイスに活かされそうだ。