iPhoneより軽いフォルダブル「vivo X Fold 3」「vivo X Fold 3 Pro」のスペック比較

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iPhone 15 Pro Maxの重量221gより軽量な最新フォルダブル「vivo X Fold 3」「vivo X Fold 3 Pro」の2機種が発表された。

Qualcommチップの違いや価格差、使用面での違いなどスペック表を見ながらチェックしていく。

たとえば下記の備考だけでも異なっていることがわかる。

背面色温度センサーは低価格の標準モデルにのみ搭載、PROモデルではマルチスペクトルセンサーを備えている。

ちなみに発売日は中国にて2024年4月3日午前10時を予定。

それでは細かくスペックの違いを見ていきたい。

「vivo X Fold 3」と「Proモデル」でスペック比較

標準モデルとPROモデルの製品画像を見ると同じ筐体を使っているように見えるが本体サイズは異なっている。

厚みは標準モデルのほうが薄く、軽い。

重くて大きいだけあってPROモデルでは攻めた機能が搭載されている。

画面・処理性能をチェック。

フォルダブルで最も重要な画面サイズは2モデルとも同じ、解像度や輝度による差別化もないようだ。

外側のディスプレイは6.35インチ、解像度は2748×1172と高い。内側から開く形のディスプレイは8.03インチと中華パッドで人気のサイズへと変化する。

2モデルいずれもQualcomm採用だが標準モデルはSnapdragon 8の「Gen 2」を搭載、PROモデルは「Gen 3」となっている。

コアの内訳を見ると標準モデルが2.8GHzで4コアを使っているのに対して、PROモデルは3.2GHzや3.3GHzを強化している。高負荷をかけたい時に活躍しそうだ。

メモリは最大16GB。軽くて薄い標準モデルに16GBを選べるようにしているのは嬉しい。

ストレージはUFS4.0とゲーミング端末のような仕様。最大1TBまでサポートする。一方、外部メモリ非搭載なのでApple的なストレージで価格を上げる販売手法となっている。

カメラ、充電、その他の機能をチェック。

オーディオ関係を見るとイヤホンジャック非搭載。厚みを考えると仕方がない。スピーカーは開いた片側にだけ天面と底面に1つずつスピーカーホールがある仕様。そのため、クアッドスピーカー搭載タブレットのような使い方は期待できない。

カメラは外側と内側に1つずつインカメラがあり、メインはトリブルカメラで下図のとおり。カールツァイス社の撮影技術も使われている。

USBポートは同じ仕様だが、急速充電で80Wと100Wにわかれている。また、PROモデルは50W急速ワイヤレス充電にも対応。

バッテリー容量は200mAhしか違いがない。

生体認証は標準モデルが電源ボタン内蔵タイプと思われる。PROモデルはディスプレイ内蔵タイプ。どちらも顔認証をサポート。

GPSとWiFIは同じ、Bluetoothだけバージョンが異なる。

本体サイズは微妙に異なるので注意。薄型軽量な標準モデルは219g。僅差だがiPhone 15 Pro Maxの重量221gより軽い。

「vivo X Fold 3」の発売日・価格

「vivo X Fold 3」シリーズの発売日は共通で中国で2024年4月3日午前10時より販売開始。

価格は標準モデルの最小構成12GB+256GBモデルで6999元(149,060円)、PROモデルの最小構成16GB+512GBで9999元(212,952円)となっている。

iPhone 15 Pro Maxの価格189,800円を見ているとフォルダブルスマートフォンにしては安いようにも思う。

フォルダブルはタブレットの代替品となるのだろうか、8インチとなればコミックを紙媒体に近い形で読みたくなるが、それにはSurface Duoのようなアスペクト比が求められる。

今後の展開が楽しみだ。

Source : VIVO

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