Pixel 9シリーズは衛星通信サポートか
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2024年後半にリリースが囁かれているGoogleの次期Pixelスマートフォン「Pixel 9」シリーズについて、興味深い話が飛び込んできた。
Android Authorityは独占スクープとして、Pixel 9シリーズが衛星通信をサポートすると伝えている。
Pixel 9シリーズは衛星通信に対応か
同メディアはGoogle内部の人間から得た話として、Pixel 9シリーズに搭載予定の通信モデムがアップグレードされることを独占スクープとして報じた。
これにより衛星通信をはじめ、いくつかの重要なアップグレードがもたらされるという。
Googleは2021年から採用したセミ・カスタム・チップであるTensorを採用してから幾度となくモデムの問題を抱えていた。
Pixel 6などのときはQualcommモデムを使うことで対処していたが、ソフトウェアが安定せず、モデムがクラッシュしてオフラインになってしまうという問題が発生していた。
その後、Tensor G2で共同開発のSamsung製モデル「Exynos Modem 5300」に切り替えたPixel 8シリーズからトラブルは激減している。しかし、同メディアの自主アンケートでは回答者の60%近くが問題に遭遇したと実情を伝えた。
そして、Pixel 9シリーズのTensor G4は、まったく新しいモデムとしてSamsung Modem 5400が搭載され、次のような効果が得られるという。
- 全世代よりも高速に動作
- 電力効率が向上
- ソフトウェアの安定性が向上
- 3GPP Relをサポート(NTN、衛星ベースの通信)
このモデム「Samsung Modem 5400」はPixel 9シリーズだけでなく次期Pixel Foldを含むすべてのセルラー対応Tensor G4に搭載する計画があるとした。
さらに情報提供者は同じモデムを搭載した5Gタブレット(コードネーム:clementine)が開発の初期段階にあるとも伝えたとしている。それが次期Pixel tabletなのかは言及していない。
Samsungは現地時間2024年2月23日の発表で、Exynos Modem 5400は世界初の11.2Gbpsを持つ5G通信速度を実現したと伝えている。