グーグル、5月に「Pixel 9 Pro Fold」など4機種を発表か

公開日: : Google Nexus , ,

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2024年5月の開発者会議Google I/O 2024で発表されるデバイスについて、Pixel 9 Pro Foldなど4機種のコードネームが伝えられている。

Android Authrityは独占スクープとしてGoogleが社内で「Pixel Fold 2」と呼んでいたコードネーム”comet”に関するデバイス情報を報じた。

Pixel 9 Pro Foldなど4機種を発表か

Googleの主力といえば2016年から長らくPixelとPixel Proの2機種で展開されてきた。しかし、Pixel 9シリーズでは小型のProモデルが導入されるという情報が入り、2024年からラインナップに変化があることが以前より伝えられていた。

同メディアはGoogle内部の関係者より今秋の発表を計画している4台目のPixel 9デバイスがあると情報を受け取ったという。

それはGoogleの次期フォルダブル・スマートフォンも発表イベントのラインアップに加わることだった。

それにより2024年5月に発表されるPixel 9シリーズは次の4機種になるようだ。

  • Pixel 9 – コードネーム “tokay”
  • Pixel 9 Pro – コードネーム “caiman”
  • Pixel 9 Pro XL – コードネーム “komodo”
  • Pixel 9 Pro Fold – コードネーム “comet”

Googleは最近までコードネーム”comet”のことを「Pixel Fold 2」と呼んでいた模様。そのため、今回の「Pixel 9 Pro Fold」もまた名称が変わる可能性があるとしている。

現状ではGoogleが「Pixel 9 Pro Fold」と呼んでいるとのこと。

同メディアは、2023年リリースのPixel Foldについて価格1799ドルと高額で、社内で「midyear」(日本語訳=年半ば、あるいは中間試験の意味)とも呼ばれていてフラグシップとして捉えていないことが伺えると指摘。

実際、昨年5月10日の春イベント「Google I/O 2023」ではPixel Aシリーズなど主力ではないデバイスと一緒に発表された。さらにPixel Foldは6月下旬の出荷が遅く、高額にも関わらずTensor G2搭載とAndroid OSの3年間アップデート保証だけにとどまっている。

その3ヶ月後、2023年10月になりGoogleはPixel 8シリーズを発表した。大幅にアップグレードされたTensor G3と7年間アップデート保証されたAndroid OSのほか、Magic EditorやRecorderアプリの要約機能、Gemini Nano LLM対応といったソフト面も大幅に向上されている。

そんな扱いだったが、高額でニッチな存在から一転する。今回は主力デバイスと一緒にリリース。それはTensor G4搭載を意味する。

これによりフォルダブル・スマートフォンを展開するメーカーでは唯一、主力スマートフォンとして取り扱いを開始することに。

これまでに開発者たちがソースコードからGoogleがフォルダブルデバイスの画面処理に注力していることが報じられている。他社を導くAndroid OSのリファレンス機として「Pixel 9 Pro Fold」が存在するのだろうか。今後の展開を注視したい。

前回→Pixel 9シリーズは衛星通信サポートか

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