Makitaマルチツール「TM52DZ」とEnelife製の互換バッテリーを購入、使えたか
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あちこちに放置された別荘が立ち並ぶ場所へ移住してリフォームを開始、それと並行して草木を刈る必要があった。
まず、リフォームに最適な一台を探した。
次に草刈りと腕くらいの太さを持つ木々の伐採ができる電気工具を探した。そうするとマキタ互換製品が多く目にとまる。そうして比較検討した結果、耐久性と返品・故障の手間を考えて最終的にマキタ製のマルチツールと草刈機を注文した。
また純正バッテリーは高額なのでマキタ製よりも良いと評価の高い互換バッテリーを注文。
マキタのバッテリーパックは有名な掃除機だけでなく、ポータブル冷蔵庫やUSB-C出力のモバイルバッテリー、さらにはAC出力可能にする簡易ポータブル電源ともいえるアダプターまで発売されていた。
「マキタ沼」という言葉も頷ける。
そんなマキタの入り口へ入っていきたい。
本日、Makita マルチツールと互換バッテリーが届いたのでレビューしていく。
マキタ「TM52DZ」とEnelife互換バッテリー購入レビュー
はじめにマキタ純正のマルチツール「TM52DZ」を開封していく。当初はグラインダーを購入してサードパーティ製のアタッチメントとマルチツール化できるアイテムの導入を検討していた。
その理由はシンプルに安く済むから。
たとえば「TM52DZ」は本体のみで2.5万円と高いのに対し、同社のグラインダーは1万円前後と価格差が大きい。ただグラインダーは音が大きく、回転式ということで危険度が高い。主に解体中心であれば活躍する印象を受けた。
今回は解体というよりボードの穴あけなど加工を必要とするリフォームが中心。そこへネジを切断したり、残置物の柵などを切断するといった軽度な作業が加わる。そうなるとマルチツールが最適解ではないか。
なによりマルチツールは振動するだけなので誤って壁の中にあるケーブルを切断したり、キックバックして負傷するといったリスクがない。
安全性と加工精度を考えた結果「Makitaマルチツール」となった。
モデル「TM52DZ」はスターロック対応の機種。
マキタ製品は18Vで揃えていく予定。明日届く草刈機も18Vモデルなのでバッテリーは共有できる。
ツールボックスは立派だが付属品は少ない。
上記の内訳は次のとおり。
- カットソーMAM001(A-71320)
- サイディングパッド(A-64098)
- サイディングペーパー(木工用♯60/♯120/♯240各2枚)
カットソー「A-71320」はスターロックの規格最上位となる”マックス”でブレードが最も長く、強度も高いといった最も切断能力に優れたグレード。しかも”木材&金属用”のためリフォーム前の解体で根太を切断していてネジが紛れ込んでいても大丈夫という頼もしい替刃だ。
この純正刃の耐久性を基準にサードパーティ製を評価していくことになる。
マキタ純正品を超えたと謳う「Enelife」
ここからはマキタ互換バッテリーの開封。
下図のとおり製品パッケージには大きな文字で謳い文句が表示されていた。
よほど自信があるのか1年保証を掲げている。日本語表記はもちろんのこと、安心を裏付けるように購入者レビューの評価も高い。
今回は1個ではなく2個入りを注文した。
それはマキタ製品ユーザーのレビューを見てまわったところ、6Ahなどは重くなって疲れてしまうという声が多かったのが理由だ。
先程のマルチツール「TM52DZ」は小型化されてはいるものの肩の高さまで持ち上げて使っていると短時間であっても疲労は蓄積されていく。そこへ18V/6Ahものバッテリーを装着すれば過酷な作業になる。かといってマキタ純正品は2Ahしかなく、微妙に容量が足りず交換頻度が高く使いにくいという声を何度も見かけた。
そこで純粋なバッテリー評価が高く、2.5Ahという絶妙な容量を持つEnelifeを選択。そして2個あれば合計5Ah、十分だと思った。
2.5Ah x 18V = 45whと少ないが、軽くて気軽に電気工具を持ち出しやすいことは大きな強みになるはず
バッテリー1個が6Ahで重いとリュック等へ収納した際に傾いてしまったり、その厚みにより収納のレイアウトに困るといった問題も懸念していた。これらも2.5Ahはクリアした。
バッテリーボタンを押している間は電池残量のLEDランプが点灯する仕組み。2個とも残量2となっていた。リチウムイオンなら保管残量の範囲内。
Makitaマルチツール「TM52DZ」とEnelife互換バッテリーは使えたか
生憎の雨で生い茂った草木を刈りには行けなかったが、ウッドデッキにまで伸びている枝があったので試した。
YouTubeなどで見たとおりの切断能力だった。ノコギリや丸鋸などとは異なる振動で切るという不思議なマルチツール。
たしかにグラインダーなどを扱うよりも危険な気配は感じない。その構造上からして刃が飛んでくることもない。
発売当初はマルチツールという名称から使い道がわからないと敬遠されていたものの、今では大工や電気工事では必須級とも言われるまでに支持されている。
どちらかといえば明日届くマキタ草刈機のほうが危険度は高いだろう。この草刈機は18Vと頼りないものの、メーカー非推奨の方法を使うことで高枝さえカットできるという。家まわりの整備という点で楽しみなマキタ製品だ。
今回はレビューしたマルチツール「TM52DZ」は楽天で購入、Amazonと販売価格は変わらなかったが楽天お買い物マラソンで実質7000円ほど安く買えた。こういう時に楽天モバイルへ加入していて良かったと思う。
Enelifeはアマゾン限定なので購入先は選べない。
→今回レビューした「TM52DZ」の購入ページは楽天ショップへ
→同じくレビューしたEnelifeの購入ページはAmazon販売ページへ