米政府がiPhoneを無料配布、フードスタンプ受給資格とは
公開日:
:
Novo7Auroraレビュー
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
アメリカではフードスタンプの受給資格があると政府からiPhoneを無償で受け取れるという。
これはライフライン支援プログラムによる特典で、実はiPhone以上の特典が提供されるとのこと。日本とは関係のない話ではあるが、日本でも類似サービスが登場するかもしれない。少し覗いてみることに。
米政府のiPhoneを無料配布プログラム
今回のiPhone無料配布に直接関わるのはライフライン支援プログラムで、これはACPの一部としている。この支援を受けるために何をすべきなのか。
まずスードスタンプの支払いに対応するプロバイダーを探すことから始まる。Safelink WirelessやAssurance Wirelessといったプロバイダーはフードスタンプ受給者に対して定期的に無料配布キャンペーンを実施している。
次に資格の受給要件を満たしているか。これはプロバイダーごとに基準が変わり、連邦あるいは州の低所得者ガイドライン(収入が規定の135%以下)を満たしていることが必要。
最後にプロバイダーを選んで申請をすればOK。その際に収入や身分証明書、フードスタンププログラム登録証明が必要になる場合があるようだ。
無事に審査が通れば補助金付きのスマートフォンと通話とSMS、データ通信が利用できる無料プランが提供される。
1世帯につき1台まで、かつ家族がライフライン電話を持っていれば追加することはできない。収入証明書や政府プログラムへの参加証明書は毎年資格を再証明する必要があるとのこと。
また、無料プランの範囲を超えたデータの追加などには別途支払いが必要になる。
それでもスマートフォン1台分であって経済的負担が軽減されることで生活が向上するかもしれない。
日本では生活保護というライフラインサービスがある。その申請方法や受給資格について調べたことがないので比較できない。たとえば生活困窮者に対して日本政府がスマートフォンを貸与して仕事のきっかけ(連絡先)を作るというのもありではないだろうか。
Source : Universal Service Administrative Company